Houdini 20.0 ノード APEXノード

dynamicpath::LoadFromGraphChannels

チャンネルコレクションからグラフ用のパラメータ辞書を構築し、時間軸でグラフのMatrix4出力を評価することで、ダイナミックパスを構築します。

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Since 20.0

このノードは、 graph 、そのグラフのパラメータを示した channels リスト、時間関連のパラメータセットを受け取り、以下の評価を実行します:

  1. channels コレクションは、 starttimelifesamplerate に基づいて時間範囲全体で評価されます。 この starttimelife は、その時間範囲の開始時間(秒)と終了時間(秒)を決めます(終了時間は starttime + life です)。 samplerate は、その時間範囲をサンプリングするフレームレートです。 例えば、 starttime = 0、 life = 1,、 samplerate = 5の場合、チャンネルは0, 0.2, 0.4, 0.6, 0.8, 1の時間に評価されます。

    そのチャンネル評価からは、(チャンネル名, チャンネル値)エントリーの辞書が作成されます。 その graphpelvis_t のようなVector3型の入力が存在した場合、それと同じ名前のVector3型の辞書エントリー(pelvis_t)が作成され、そのエントリーの値にはpelvis_tx, pelvis_ty, pelvis_tzのコンポーネントチャンネルから評価された値が入ります。

    これらの辞書エントリーは、 graph のパラメータ値入力セットとして使用されます。

  2. graph は、パラメータ辞書の値が入力として使用され、そのチャンネルが評価された時と同じ時間で評価されます。

    この graphtime 入力ポート、Matrix4出力セットを持ちます。 dynamicpath::LoadFromGraphChannelsは、時間軸でそのMatrix4グラフ出力から移動量を抽出し、各グラフ出力に対してダイナミックパスを構築します。

このノードの paths 可変長ポートの出力サブポートの名前は、ダイナミックパスを作成する際に評価されるMatrix4 graph 出力を決めます。

入力

graph: ApexGraphHandle

時間軸で評価されるグラフ。 このグラフは time 入力ポートを持っています。

channels: ApexChannelCollection

グラフからパラメータ辞書を構築する際に評価されるチャンネルコレクション。

starttime: Float

グラフの評価を開始する時間。

life: Float

starttime から開始してグラフを評価する期間(秒)。

samplerate: Float

グラフを評価する周波数。

出力

paths: VariadicArg<ApexDynamicPath>

graph の出力から構築されたダイナミックパスの可変長出力。

See also

APEXノード