Houdini 20.0 ノード APEXノード

sim::EvaluateAtTime

指定した時間のシミュレーションのジオメトリを返します。

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Since 20.0

このコールバックは、要求された時間に対してengineがまだキャッシュ化されたシミュレーションデータを持っていない場合に、必要となるシミュレーションタイムステップを実行します。

DOPネットワークと同様に、シミュレーションパラメータが変更されると、これは、シミュレーションが古いものだとマークし、現行フレームのシミュレーションをやり直します。 他にも、パラメータを修正したら、最初のシミュレーションフレーム(simtimeが0)に戻ると、シミュレーションがやり直されます。

入力

engine: ApexSimEngine

シミュレーションエンジン。

simtime: Float

出力ジオメトリが評価されるシミュレーション時間。

Note

これはグローバル時間ではなくて、シミュレーションの開始時間を基準とした時間です。

forceresetsim: Bool

強制的にシミュレーションをリセットします。 これは、開始時間からsimtimeまでのすべてのタイムステップが計算されます。

autoresimframe: Bool

有効、且つ、指定したシミュレーションフレームが最後のパラメータ変更後にまだシミュレーションし直されていない場合、 そのフレームがシミュレーションし直されます(さらに、そのフレーム以降のキャッシュ化されたフレームをクリアします)。 これによって、シミュレーション全体をリセットすることなく、前のフレームに巻き戻して再生するだけで、前のフレームでのパラメータ変更の挙動を素早くプレビューすることができます。 かといって、処理が重いシミュレーションでは、このように余計にシミュレーションをやり直すのは望ましくないこともあります。

このオプションが無効な場合、パラメータ変更は、現行フレームのみをシミュレーションし直すので、前のフレームは元のキャッシュ化された結果を返します。

parms: Dict

エンジンの事前シミュレーションステップグラフ用のカスタムパラメータを含んだ辞書。 この入力を変更すると、シミュレーションが古いものだとマークされます。

datapath: String

評価するジオメトリサブデータの名前。 この名前にスラッシュを入れることで、入れ子のサブデータを参照することができます。

出力

geo: Geometry

指定したdatapathのジオメトリ。そのサブデータがジオメトリタイプでなかった場合は空っぽです。

See also

APEXノード