Since | 19.0 |
このノードは、Reference、Xform、Set VariantのLOPのよく使う機能を便利ツールとしてまとめています。
パラメータ ¶
Destination Primitive
リファレンスしたアセットの追加先となるシーングラフパス。
Primitive Kind
Primitive Path にPrimが存在しなかった場合、このノードがそのPrimを作成します。 このノードがそのPrimを作成する必要がある場合、そのPrimには、このKindが設定されます。
Parent Primitive Type
Primitive Path にPrimが存在しなかった場合、このノードがそのPrimを作成します。 このノードがそのPrimを作成する必要がある場合、その途中で作成する必要のある中間Primsがこのタイプになります。
Make Instanceable
新しいPrimまたは変更されたPrimを(“ネイティブインスタンス”と同様の)インスタンス化可能としてマークします。
これによって、同じブランチを複数の場所でリファレンスした場合にメモリが節約されますが、リファレンスしたPrimの子Primsは編集不可になります。
このオプションを無効にすると、Primsは明示的に“インスタンス化可能”としてマークされません。
代わりに、各Prim上の現在のinstanceable
値がそのままになります。
Source
リファレンスされるアセットのソース。デフォルトでは、このノードは2番目の入力が接続されていれば、その入力に切り替えて、接続されていなければ File を使用します。 ユーザ側で欲しいソースを指定することもできます。
File
外部USDファイルからPrimをリファレンスします。
Second Input
このノードの2番目の入力からPrimをリファレンスします。
Second Input if Connected
Second Input が接続されていればその入力から、接続されていなければ File からPrimをリファレンスします。
Reference Primitive
Reference Automatically Chosen Primitive
リファレンスしたファイルにデフォルトプリミティブが設定されていれば、そのPrimが使用されます。 何もデフォルトプリミティブが設定されていなければ、ルートにある最初のXfrom Primが使用されます。 ルートに何もXform Primがなければ、任意のタイプの最初のルートPrimが使用されます。
Reference Default Primitive
リファレンスしたファイルにデフォルトプリミティブが設定されていれば、そのPrimが使用されます。 何もデフォルトプリミティブが設定されていなければ、このノードに警告を表示します。
Reference Specific Primitive
Reference Primitive Path パラメータのシーングラフパスをリファレンスします。
Transform
以下のトランスフォームパラメータをPrimに適用する方法(各USD Primには複数のトランスフォームを含めることができ、 且つ 、親トランスフォームから影響を与えることができるので、新しいトランスフォームを適用する色々な方法がたくさんあります)。
Append
新しい最上位のローカルトランスフォームとしてパラメータを適用します。
Prepend
新しい 最下位 ローカルトランスフォームとしてパラメータを適用します。
Overwrite or Append
ローカルトランスフォームがxformOp:transform
という名前で存在すれば、そのトランスフォームがパラメータで 上書き されます。
そうでない場合は、新しい最上位のローカルトランスフォームとしてパラメータを適用します。
これが既存のトランスフォームを置換する場合、そのトランスフォームのローカルトランスフォームスタック内の順番は影響を受けません。
Overwrite or Prepend
“Overwrite or Append”と同様ですが、 最下位 のローカルトランスフォームとしてパラメータを適用します。
Apply Transform in World Space
新しい最上位のローカルトランスフォームとしてパラメータを適用します。 しかし、トランスフォームを適用する前に、そのトランスフォームの結果がすべてのローカルまたは親のトランスフォームをPrimに適用する前のワールド空間で適用されたかのようにそのトランスフォームが更新されます。
Replace All Local Transforms
残りのトランスフォームパラメータで指定されたトランスフォームは、常に新しいトランスフォームとして適用されます。 このトランスフォームを適用する前に、ローカルトランスフォームスタック上のすべての既存トランスフォームオペレーションがクリアされて、指定したトランスフォームのみがローカルトランスフォームスタック上に残ります(しかし、親のトランスフォームはまだ影響を持ちます)。
Transform order
Houdiniが移動/回転/スケールを適用する順番とHoudiniが回転を適用する順番。
Translate
XYZ軸方向の移動量。
Rotate
XYZ軸による回転量(単位は度)。
Scale
XYZ軸方向の非均一スケール。
Uniform scale
すべての3軸に沿って均一にオブジェクトをスケールします。
Pivot translate
オブジェクトのローカル原点を移動させます。
Pivot rotate
オブジェクトのローカル原点を移動させた後に回転させます。
Number of Variants
1個のSet Variantノードで複数のバリアント選択を実行することができます。 作成したいバリアント選択の数をここに設定するか、または、プラスとマイナスのボタンを使ってバリアント選択を追加/削除します。
Variant Set
バリアントの選択元となるバリアントセットの名前。
Variant Name
インデックスでバリアントを選択しない場合、このパラメータには、指定したバリアントセット内で選択されるバリアントの名前を設定します。
この値が空っぽの文字列の場合、アクティブレイヤーで指定されている既存のバリアント選択すべてがクリアされます。
これによって、弱いレイヤーで編集されたすべてのバリアント選択オピニオンが“露出”するようになります。
この値に<block>
特殊文字列を設定した場合、明示的な空っぽのバリアント選択が作成され、弱いレイヤーからのすべてのバリアント選択オピニオンをブロックして、何もバリアントが選択されることなく、選択されたバリアントセットのままにします。