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Since | 20.0 |
概要 ¶
これは、Solaris内でUSDワークフローを検証することができます。 検証可能な内容の例としてはPrim Kind階層、Prim Type階層、Primvar配列長があります。 Pythonコードを使用すれば、独自のPrim検証を実行することもできます。
パラメータ ¶
Primitives
Primitives
このノードを動作させるPrim(s)。
Scene Graph Tree ペインからPrim(s)をこのテキストボックスにドラッグすることで、それらのパスを追加することができます。
または、このテキストボックスの隣にある 再選択ボタンをクリックすることで、ビューア内でPrim(s)を選択することができます。
他にも、この再選択ボタンを⌃ Ctrlクリックすることで、ポップアップツリーウィンドウからPrim(s)を選択することができます。
コレクション内のすべてのPrimsのマッチング(/path/to/prim.collection:name
)といった高度なマッチングには、プリミティブパターンを使用すると良いでしょう。
ユーザは、特定の(または複数の特定の)USD Primをシーングラフからこのウィンドウ内にドラッグアンドドロップすることで、それらのUSDプリミティブのみの検証を実行することができます。
Kind
検証レベル(Message/Warning/Error)と修正レベル(Alert Only/Fix and Alert/Fix Silently)から各3種類のレベルを選択します。 これは、PrimがUSDで指定されているモデル階層に違反しているかどうかに応じて、メッセージ、警告、エラーのどれかを表示します。 例えば、“component”と“subcomponent”のKindには、“model” Kindの子を持たせることはできません。 “None” Kindには、無論“None”でない子を持たせることはできません。 “Alert Only”は、検証レベルに基づいて単にバッジとメッセージを表示するだけです。 “Fix and Alert”は、バッジを保持したまま問題の修正を試みます。 “Fix Silently”は、エラーの修正とバッジのクリアを試みます。
Child Gprims
検証レベル(Message/Warning/Error)と修正レベル(Alert Only/Fix and Alert/Fix Silently)から各3種類のレベルを選択します。 これは、PrimがUSDで指定されているモデル階層に違反しているかどうかに応じて、メッセージ、警告、エラーのどれかを表示します。 例えば、“mesh”タイプは、“geomsubset”タイプの子Primしか持てないし、“VolVolume”タイプは、“VolField”タイプの子Primしか持てないです。 “Alert Only”は、検証レベルに基づいて単にバッジとメッセージを表示するだけです。 “Fix and Alert”は、バッジを保持したまま問題の修正を試みます。 “Fix Silently”は、エラーの修正とバッジのクリアを試みます。
Primvars
検証レベル(Message/Warning/Error)と修正レベル(Alert Only/Fix and Alert/Fix Silently)から各3種類のレベルを選択します。 これは、無効な配列長または無効な配列インデックスのPrimvarがPrimに含まれているかどうかに応じて、メッセージ、警告、エラーのどれかを表示します。 Primタイプ(mesh, curve, point, pointinstancers)と補間設定(constant, uniform, varying, vertex, face-varying)毎にルールが異なります。 USDは、ドキュメントでそれらすべてのルールが指定されています。 “Alert Only”は、検証レベルに基づいて単にバッジとメッセージを表示するだけです。 “Fix and Alert”は、バッジを保持したまま問題の修正を試みます。 “Fix Silently”は、エラーの修正とバッジのクリアを試みます。
Value Clips
検証レベル(Message/Warning/Error)と修正レベル(Alert Only/Fix and Alert/Fix Silently)から各3種類のレベルを選択します。 これは、作成されたマニフェストパスが含まれていないValu Clip、または、そのマニフェストファイルが作成されたディスク上のパスが見つからないValue ClipがPrimに含まれているかどうかに応じて、メッセージ、警告、エラーのどれかを表示します。 “Alert Only”は、検証レベルに基づいて単にバッジとメッセージを表示するだけです。 “Fix and Alert”は、バッジを保持したまま問題の修正を試みます。 “Fix Silently”は、エラーの修正とバッジのクリアを試みます。
Number of Python Rules
“+”ボタンを押すと新たにPython Codeウィンドウが追加され、そこに独自のPython検証ルールを記述することができます。
Validate With Python
検証レベル(Message/Warning/Error)から3種類のレベルを選択します。 Pythonコードがエラーを報告すると、このScene Doctorノード上にメッセージ、警告、エラーのどれかが表示されます。
Python Code
ユーザがPrim単位の検証ルールを記述したPythonコードを入力できるコードエディタ。 戻り値は、文字列またはNoneのどれかにしてください。 返される文字列が空っぽでない場合にのみエラーとして報告されます。
Add to Collection
これを有効にすると、検証でエラーが報告されたすべてのPrimがこの名前のコレクションに追加されます。デフォルトはノード名になっています。
Primitive Path
コレクションが作成されるこのステージ内のパス。