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概要 ¶
これは、Houdiniのタイムラインで現行時間とは異なる時間で入力ノードチェーンのノードをクックします。 これを使用することで、過去や未来のアニメーション値を取得することができます。
Solarisでは2種類の時間依存があります:
Houdiniアニメーション: ステージを生成するLOPsのパラメータには、キーフレームアニメーションを打ったり、現行フレーム/時間で駆動させたエクスプレッションを記述することができます。
USDアニメーション: USDアトリビュートには、アニメーションをタイムサンプルとして格納することができます。
Cook Input at Specified Time オプションと Evaluate Attributes at Specified Time オプションは、これら2つの異なる形式のアニメーションをタイムシフトさせる独立したコントロールを有効にします。
パラメータ ¶
Cook Input at Specified Time
以下で設定したフレーム/時間で入力ノードチェーンのノードをクックします。 これは、Houdiniパラメータのキーフレームアニメーションと現行フレーム/時間で駆動させたエクスプレッションに影響します。 これは、USDアトリビュートのタイムサンプルに影響 しません ( Evaluate Attributes at Specified Time パラメータを使ってタイムサンプルを制御することができます)。
Evaluate Attributes at Specified Time
以下で設定したフレーム/時間のタイムサンプル情報をアトリビュートを評価し、指定した正確な時間で何もタイムサンプル情報が利用できなかった時にはタイムサンプル値が補間されます。 これは、Houdiniパラメータのキーフレームアニメーションとエクスプレッションに影響 しません ( Cook Input at Specified Time パラメータを使ってキーフレームアニメーションとエクスプレッションを制御することができます)。
Primitives
このノードを動作させるPrim(s)。
Scene Graph Tree ペインからPrim(s)をこのテキストボックスにドラッグすることで、それらのパスを追加することができます。
または、このテキストボックスの隣にある 再選択ボタンをクリックすることで、ビューア内でPrim(s)を選択することができます。
他にも、この再選択ボタンを⌃ Ctrlクリックすることで、ポップアップツリーウィンドウからPrim(s)を選択することができます。
コレクション内のすべてのPrimsのマッチング(/path/to/prim.collection:name
)といった高度なマッチングには、プリミティブパターンを使用すると良いでしょう。
Properties
このノードから影響を受けるプロパティ名をスペースで区切ったリスト。
標準のHoudini文字列マッチングルールが適用されます(ワイルドカードに対応し、^
を使用してパターンを除外することができます)。
このノードは、このパターンと選択した各Prim上のすべてのプロパティ名を比較します。
つまり、このノードは、各Prim上の異なるプロパティセットに影響を与えることができます。
Read Default Values
このパラメータを有効にすると、アトリビュートのデフォルト値を読み込んで、それらの値を( Write Default Values の値に応じてタイムサンプルまたはデフォルト値のどちらかで)出力レイヤーに書き出します。 このパラメータを無効にすると、デフォルト値しか持たないソースアトリビュートは無視されます。
Write Default Values
USDアトリビュートはデフォルト値を持ちます。 このデフォルト値は、そのアトリビュートにタイムサンプルがなかった時、または、指定した時間で値を問い合わせなかった時に使用されます。 Evaluate Attributes at Specified Time が有効、且つ、これが有効な時、このノードは、それぞれタイムシフトさせたアトリビュート値をタイムサンプルとしてではなく出力のアトリビュートのデフォルトとして設定します。 これは、アニメーションの付いていない静的なフレームを“抽出”したい時に役立ちます。
Method
フレーム番号または秒数のどちらでサンプル時間を指定するのか。
Frame
このフレームでステージをサンプルします。
Integer Frames
小数フレーム番号を整数に丸めます。
Time
タイムライン上のこの秒数でステージをサンプルします。