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概要 ¶
このノードは、コンテキストオプションの値をネットワーク内の特定のセクションに限定させることができます。
Note
逆にわかりにくいのは、これらのコンテキストオプションは、このノードではなくて、ブロックの 最後 にあるノード上に設定されます。 Edit Context Optionsノードを参照してください。
ブロックの開始時点で、新しいコンテキストオプション/値が“スタック”上に“プッシュ(追加)”されます。 ブロック内では、それらのコンテキストオプションを照会すると、このノードで設定されている値が使用されます。 ブロックの終了時点で、これらのコンテキストオプションがスタックから“ポップ(削除)”されるので、以前の値に戻されます。 これによって、必要に応じてコンテキスト値を階層的に変更することができます。
例えば、以下のネットワークを考えてみましょう。このネットワークでは、入れ子になった2つのコンテキストオプションブロックが、各ブロックの範囲内でfoo
コンテキストオプションの値を再定義しています:
グローバルコンテキストオプション: foo = 5 [optionblock_begin_a] foo = 10 | [node] foo = 10 | [optionblock_begin_b] foo = 20 | [node] foo = 20 | [optionblock_end_b] foo = 20 | [node] foo = 10 | [optionblock_end_b] foo = 10 foo = 5
Tips ¶
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Houdiniは、ネットワークエディタでブロック内のノードを囲んだハルを描画して、コンテキストオプションが有効な箇所を視覚化できるようにしています。
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For Eachブロックは、このノードから構築されています。For Eachブロックは、コンテキストオプションを使って現行の反復を追跡します。
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コンテキストオプションブロックは、サブネットワークまたはHDAの中で使用するのにも役立ちます。その中でのみコンテキストオプションを使用し、それらの内部的なコンテキストオプションをクックチェーンのノードのサブネットワーク外から“漏れない”ようにすることができます。
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Edit Context Optionsノードは、ネットワーク内のそのノードの上流にある すべての ノードのコンテキストオプションの値を設定/編集します。 Create Option Block パラメータを有効にして、ノードチェーン内のこのノードの上流にBegin Context Options Blockノードを配置すれば、そのブロックノードが代わりにブロックを作成し、そのブロック内のコンテキストオプションのみが設定/編集されます。 詳細は、Edit Context Optionsノードを参照してください。
パラメータ ¶
Perform Layer Break
ブロック内のノードに対して新しいアクティブUSDレイヤーを開始するかどうか。 これは、ブロックの上流にLayer Breakノードを追加することと同じですが、このノード上のコンテキストオプションとして追加したいことがよくあるので便宜的にあります。
See also |