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概要 ¶
これは、パラメータで指定されたウェイトのリストを使用して、1番目の入力のソースPrimsのトランスフォームと2番目の入力のターゲットPrimsのトランスフォームをブレンドします。
このノードは、Constraint Blend CHOPと同じ様に動作しますが、連続する各ブレンドは、同じターゲットPrimのトランスフォームを再利用するので、可変量でトランスフォームの個々のコンポーネントをブレンドすることができます。
Solarisの拘束 ¶
現在のところ、USDは拘束に対応していません。 パラメータ拘束は、説明的、不変、常に同じ結果を返すというUSDの設計思想におそらく反します。
USDを生成するUSD上のレイヤーとして、LOPネットワークは動的拘束を計算して、そのUSDをディスクに書き出す度にそのタイムサンプルでその結果を“ベイク”することができます。
Tipsとメモ ¶
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入れ子化された ポイントインスタンスをソースとして使用することはできません。入れ子化されたポイントインスタンスを ターゲット として使用することは できます 。
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複数のソースPrimsを指定すると、このノードは、各ソースのトランスフォームをターゲットのリスト内の同じインデックスでのそれに呼応するターゲットPrimとブレンドします。
ソースPrimsより少ない数のターゲットPrimsを指定した場合、このノードは、呼応するターゲットPrimがないソースPrimsを最後のターゲットPrimとブレンドします。
例えば、
/cube1 /cube2 /cube3
の3個のソースPrimsを指定し、/sphere1
の1個のターゲットPrimを指定した場合、このノードは、それら3個のcubeのトランスフォームすべてをsphereのトランスフォームとブレンドします。/cube1 /cube2 /cube3
の3個のソースPrimsを指定し、/sphere1 /sphere2
の2個のターゲットPrimsを指定した場合、このノードは、cube1
をsphere1
とブレンドし、cube2
とcube3
をsphere2
とブレンドします。
パラメータ ¶
Type
ソースPrimsが通常のPrimsまたはポイントインスタンスのどちらなのかを指定します。
このノードは、 入れ子化された ポイントインスタンスをソースとして使用することはできません。
Source Instances
Source ▸ Type が“Point Intance”の時に使用するポイントインスタンスを/path[instance_index]
構文で指定します(例えば、/geometry/instancer[1]
)。
Type
ブレンドターゲットがソースと同じ、または、通常のPrimsまたはポイントインスタンスのどちらなのかを指定します。
入れ子化されたポイントインスタンスを ターゲット として使用することが できます 。
Source
Source ▸ Type が“Primitive”の時に使用するPrimのシーングラフパス。
Target Instance
Target ▸ Type が“Point Intance”の時に使用するポイントインスタンスを/path[instance_index]
構文で指定します(例えば、/geometry/instancer[1]
)。
Import Time
ソース/ターゲットのジオメトリを埋め込みSOPNET内に取り込んで拘束を構築する際のフレームを指定します。 デフォルトの“$FF”エクスプレッションは、ソースまたはターゲットのPrimsを駆動させるタイムサンプルを持った時間依存ではないネットワーク上で拘束LOPを動作させるため、その拘束LOPを強制的に時間依存にします。 しかし、タイムサンプルを持たない時間依存ではないネットワークでパフォーマンスを良くするには、代わりに静的な値を使用することを推奨します。
Method
トランスフォームをブレンドする方法。
Proportional
各ブレンドソースは、そのブレンドウェイトに応じて結果に寄与します。 ブレンドウェイトの合計が1にならない場合は、そうなるように正規化されます。
Difference
1番目のPrimが“ベース”となります。
1番目のPrimに関連付けられているブレンドウェイトは無視されます。
それ以外のブレンドウェイトに関しては、ブレンドウェイトが0
ならば、その結果はベースになります。
他のすべての入力のブレンドチャンネルが用意され、どのブレンドチャンネルもすべてゼロの場合は、その出力はベースになります。
どれか1つの入力のブレンドウェイトが1
で、その他がゼロの場合は、その入力が出力になります。
Difference メソッドの利点は、各ブレンド入力が他のブレンド入力の影響を下げることなく結果に影響を与えることです。 各入力のブレンドウェイトを1より大きく設定することで、その入力を誇張させることができます。 他にもマイナス値を使用することができます。 すべてのブレンドウェイトがゼロの場合、ブレンドされるチャンネルのどれかがゼロから緩くなるので滑らかな遷移が得られます。
Rotation Blending
回転チャンネルはオイラー角として扱うと通常では上手くブレンドされず、まっすぐな線形ブレンドでは反転とおかしな回転が発生する可能性があります。 代わりに、最短経路ブレンドを使用すれば、オイラー回転角度で表現された向きを適切にブレンドすることができます。
Euler
回転チャンネルを他のチャンネルと同様にブレンドします。
Shortest Path (Linear)
最短経路回転ブレンドを使用して2本の入力をブレンドします。 3本以上のブレンド入力を接続する場合は、 Fast Linear を使用してください。
Shortest Path (Fast Linear)
最短経路回転ブレンドを使用して複数の入力をブレンドします。
Blends
ここには、上記で選択されたPrimsに設定したいブレンドウェイトの数値を設定します。
Blend
ブレンドする時にこのトランスフォームに与えるウェイト。 Method が Difference の場合は、この値の解釈は異なります。
Mask
各ブレンドに対して、ブレンドしたいコンポーネント(TX,TY,TZ,RX,RY,RZ,SX,SY,SZ
)を選択します。
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