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概要 ¶
ジオメトリピース上のテクスチャ座標がそのサーフェス上でマテリアルのパターンが正しくリピートするように、そのテクスチャ座標を移動、回転、スケールさせてフィットさせる必要が時折あります。 このノードは、USD Prims上のテクスチャ座標をビューポート内でインタラクティブに、または、パラメータを使ってトランスフォームさせることができます。
内部的には、このノードはUSDジオメトリをSOPsに取り込んで、UV Transformノードを適用してから、そこで修正されたアトリビュートをUSD Prims上にオーバーライドとして適用しています。
Tipsとメモ ¶
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このノードは、Houdiniで作成したジオメトリをUSDに取り込んで作業していることを想定しています。 デフォルトでは、(SOP ImportやSOP Createを介して)SOPsから取り込まれたジオメトリのPointアトリビュートは、USDに取り込まれます。 その場合、このノードは、それらのPrimに
uv
アトリビュートが付いていると想定します。このノードを(SOPsから取り込まれていない)“純粋な”USDジオメトリに対して使用したい場合、
uv
をst
に変更する必要があります。st
はUSDのテクスチャ座標アトリビュートの通常の名前です。 -
このノードは、入力ジオメトリがUVにPointアトリビュートまたはVertexアトリビュートのどちらを使用しているのかを自動的に検知します。
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テクスチャ座標アトリビュートは3つのコンポーネントを持っているので、このノードは、パラメータで3Dトランスフォームを制御することができます。 インタラクティブにU軸とV軸に沿って移動とスケールを行ない、W軸で回転させることができます。
パラメータ ¶
Primitives
このノードを動作させるPrim(s)。
Scene Graph Tree ペインからPrim(s)をこのテキストボックスにドラッグすることで、それらのパスを追加することができます。
または、このテキストボックスの隣にある 再選択ボタンをクリックすることで、ビューア内でPrim(s)を選択することができます。
他にも、この再選択ボタンを⌃ Ctrlクリックすることで、ポップアップツリーウィンドウからPrim(s)を選択することができます。
コレクション内のすべてのPrimsのマッチング(/path/to/prim.collection:name
)といった高度なマッチングには、プリミティブパターンを使用すると良いでしょう。
Show UV Islands
ビューポートの左上コーナーにUVミニマップを表示します。
Map
Show UV Islands が有効な時、UVミニマップの背景画像として使用するテクスチャマップを指定します(このフィールドは、ファイル名でUDIM構文に対応しています)。
Group
この名前のジオメトリサブセット上のテクスチャ座標のみをトランスフォームさせます。
UV Attribute
トランスフォームさせるテクスチャ座標アトリビュートの名前。
デフォルトのuv
は、通常ではSOPsから取り込まれたジオメトリで有効です。
しかし、“純粋な”USDジオメトリでは、テクスチャ座標は通常では代わりにst
という名前のアトリビュートに格納されています。
Translate
UVW軸沿いの移動量。
Rotate
UVW軸まわりの回転量。
Scale
UVW軸沿いの不均一スケール。
Shear
シアー(傾斜)の度合い。3つの値は、それぞれUV平面上のU、UW平面上のU、VW平面上のVを意味しています。
Pivot
トランスフォームのローカルピボットポイント。
Soft Radius
影響範囲。
Soft Type
ロールオフ(減衰)関数のタイプ。
Tangent Angles
3次ロールオフ関数の接線角度。1番目の値が、ソースポイントから影響範囲で一番遠くにあるポイントの接線角度になります。2番目の値が、ソースポイントに最も近いポイントの接線角度になります。
Kernel Function
ロールオフタイプが“Meta-ball”の時に使用するメタボールカーネル。
Metric
Soft Transformを実行する時に使用する距離の測定単位。
Ignore Point Connectivity
グループのポイントに繋がったポイントのみ、または影響範囲内のポイントすべてに影響を与えます。
Ignore UV Connectivity
UVビューポートで表示されるグループ内の頂点に接続された頂点のみに影響を与えます。