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概要 ¶
このノードは、プロパティ値とメタデータを、同じプリミティブ上の新しいプロパティ名または他のプリミティブにコピーします。 アトリビュートとリレーションシップの両方に対応しています。 ソースプリミティブとターゲットプリミティブのどちらもパターンを使って指定可能なので、単一アトリビュート値を他の多くのプリミティブ上に拡散させたり、 パターンに一致したすべてのプリミティブに対して一連のアトリビュートの名前を変更することができます。 ターゲットパターンはソースプリミティブ毎に再評価されるので、すべてのルートプリミティブ上のアトリビュートをすべての子プリミティブにコピーするといった複雑なアクションが可能になります。
Tips ¶
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アトリビュート値をコピーすると、そのデフォルト値とすべてのタイムサンプル値もコピーされます。
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ソースプロパティを“ブロック”することができます。これは、すべての値をクリアするので、USDでのプロパティの“削除”の対応に近いものです。
パラメータ ¶
Primitives
このノードを動作させるPrim(s)。
Scene Graph Tree ペインからPrim(s)をこのテキストボックスにドラッグすることで、それらのパスを追加することができます。
または、このテキストボックスの隣にある 再選択ボタンをクリックすることで、ビューア内でPrim(s)を選択することができます。
他にも、この再選択ボタンを⌃ Ctrlクリックすることで、ポップアップツリーウィンドウからPrim(s)を選択することができます。
コレクション内のすべてのPrimsのマッチング(/path/to/prim.collection:name
)といった高度なマッチングには、プリミティブパターンを使用すると良いでしょう。
Destination Primitives
このパラメータが無効な場合、各ソースプリミティブが唯一無二のターゲットプリミティブとして使用されます。 このパラメータを有効にすると、以下の利用可能なローカル変数を使用してソースプリミティブ毎に異なるターゲットパターンを生成した結果のプリミティブパターンがソースプリミティブ毎に評価されます:
@numprim
($NPRIM
は廃止されました)
このノードで変更されるプリミティブの総数。
@prim
($PRIM
is deprecated)
変更されるプリミティブのインデックス。この値の範囲は0
から@numprim-1
です。
@primpath
($PRIMPATH
is deprecated)
変更されるプリミティブのパス。
Number of Properties to Copy
ソースプリミティブ毎に各ターゲットプリミティブに対してコピーしたいプロパティの数を制御します。
Source Property
コピーしたいプロパティの名前。 このソースプロパティが特定のソースプリミティブ上に存在しなかった場合、そのプリミティブは静かに無視されます。
Destination Property
コピー操作によってターゲットプリミティブ上に作成したいプロパティの名前。
Copy Metadata
このパラメータを有効にすると、ソースプロパティのすべてのメタデータがターゲットプロパティにコピーされます。 通常ではこのオプションは無効のままにしてください。それによって、ターゲットプロパティをスキーマ内で定義しない限り、そのターゲットプロパティは“custom”としてマークされます。
Block Source
このパラメータを有効にすると、ソースプロパティをコピーした後にそれらのソースプロパティをブロックして、すべての値をクリアします。 これは、USDでのプロパティの“削除”の対応に近いものです。 スキーマ内で定義されたプロパティは、そのスキーマ内で編集された代替値に戻されます。
See also |