このノードは、ジオメトリプリミティブからマテリアルのバインドを解除します。 USDプリミティブがどのマテリアルからも影響を受けないようにしたい時にこのLOPを使用します。

USDではいくつかの方法でマテリアルをバインドすることができ、親プリミティブの直接的なマテリアルのバインドは子プリミティブにも影響するので、 このLOPでは、指定したプリミティブの直接的なバインドを単にブロックするだけでなく、他にもすべき処理があります。 例えば、親プリミティブ上のマテリアルバインドのリレーションシップをブロックする必要性が出てきます。 そして、影響を受けない兄弟プリミティブのルックを維持するために、親プリミティブのバインドを兄弟プリミティブに転送する必要性が出てきます。 さらに、親プリミティブ上のコレクションベースのマテリアルバインドに使用されているコレクションから特定のプリミティブを削除する必要があります。

• Primitives パラメータにパターンを指定したり、 Number of Primitives の数を上げることで、たくさんのプリミティブからマテリアルの割り当てを解除することができます。

• Enable チェックボックスをオン/オフすることで、マテリアルの解除の有効/無効を簡単に切り替えることができます。

• どのような方法でも親プリミティブや兄弟プリミティブに影響を与えることなく、いくつかのプリミティブ上の1回の直接的なマテリアルバインドまたはコレクションベースのマテリアルバインドをブロックするには、Edit Properties LOPを使用して、編集するバインドリレーションシップを取り込んでから、Actionコントロールパラメータを“Block”に設定します。

• コレクションベースのバインドから明示的にプリミティブを解除するには、Collection LOPを使用してから、 Primitives パラメータを%selfに設定し、 Add Exclusions を有効にし、 Exclude Primitives にそのプリミティブ(例えば、/path/to/my/prim)を設定します。

  別の方法として、単に Primitives パラメータに%self - /path/to/my/primを設定することができます。