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Since | 19.5 |
このノードは、ワークアイテムからアトリビュートをPDGグラフ上にコピーしたり、Frame、Index、Priorityなどの内部フィールドをアトリビュートに変換することができます。 また、このノードを使用して、出力ファイルからアトリビュートを作成したり、出力ファイルのタグを変更したり、ファイルアトリビュートから出力を作成することもできます。
パラメータ ¶
Generate When
このノードがワークアイテムを生成するタイミングを決めます。 このノードがどの生成モードを必須にしているのか、もしくは、ワークアイテムを動的に生成させる必要があるのかどうか分からないのであれば、通常では、これを“Automatic”のままに設定してください。
All Upstream Items are Generated
このノードは、すべての入力ノードが自身のワークアイテムを生成した時にワークアイテムを生成します。
All Upstream Items are Cooked
このノードは、すべての入力ノードが自身のワークアイテムをクックした時にワークアイテムを生成します。
Each Upstream Item is Cooked
このノードは、入力ノード内のワークアイテムがクックされる度にワークアイテムを生成します。
Automatic
入力ノードの生成モードに基づいて生成モードが選択されます。 入力ノードのどれかがその入力のクック時にワークアイテムが生成されている場合、このノードには Each Upstream Item is Cooked が設定されます。 そうでない場合、 All Upstream Items are Generated が設定されます。
Promotions
実行されるアトリビュートプロモート操作を作成/削除することができるマルチパラメータ。
From
プロモートさせたいアトリビュート(s)の ソース を決めます。
Work Item Attribute
既存のワークアイテムアトリビュートをプロモートします。
Upstream Output File(s)
上流のワークアイテムから出力ファイルをプロモートします。
Intrinsic Field
Index、Frame、PriorityなどのIntrinsicフィールドをプロモートします。
Global Attribute
このノードを含んだPDGグラフから既存のアトリビュートをプロモートします。
Attribute Names(s)
プロモートさせたいアトリビュートの名前を指定します。 この値にアトリビュートパターンを設定することで、複数のアトリビュート名をマッチさせることができます。 このパラメータは、 From が Work Item Attribute または Global Attribute に設定されている場合にのみ利用可能です。
Delete Original
アトリビュートがプロモートされた後にその元のアトリビュートを削除するかどうかを決めます。 このパラメータは、 From が Work Item Attribute または Global Attribute に設定されている場合にのみ利用可能です。
File Tag
入力ファイルを絞り込むのに使用されるファイルタグを決めます。 このパラメータは、 From が Upstream Output File(s) に設定されている場合にのみ利用可能です。
Intrinsic Field
プロモートさせたいワークアイテムフィールドを決めます。 このパラメータは、 From が Intrinsic Field に設定されている場合にのみ利用可能です。
To
アトリビュート(s)のプロモート先を指定します。
Work Item Attribute
プロモートされたアトリビュートは、このノードが生成したワークアイテムに追加されます。
Output File(s)
プロモートされたアトリビュートは、このノードが生成したワークアイテムに出力ファイルとして追加されます。
Global Attribute
プロモートされたアトリビュートは、PDGグラフ上にグローバルアトリビュートとして追加されます。
Existing Name
既存のアトリビュートと名前が干渉した場合の対処方法を決めます。 このパラメータは、 To が Work Item Attribute または Global Attribute に設定されている場合にのみ利用可能です。
Replace Existing Attribute
このノードは、古いアトリビュートを削除してから、新しいアトリビュートをプロモートします。
Keep Existing Attribute
古いアトリビュートが維持され、何の値もプロモートされません。
Append to Existing Attributee
古いアトリビュートが維持され、プロモートされた値は、その既存のアトリビュートの最後に追加されます。 このオプションは、Integers、Floats、Strings、Filesなどの配列に対応したアトリビュートタイプにのみ有効です。
Generate Warning on Type Mis-match
このノードは、アトリビュートタイプが一致しなかった場合に警告を出します。 アトリビュートタイプが一致した場合、既存のアトリビュートが上書きされ、一致しなかった場合、既存のアトリビュートは変更されずに残されます。
Generate Error on Type Mis-match
このノードは、アトリビュートタイプが一致しなかった場合にエラーを出します。 アトリビュートタイプが一致した場合、既存のアトリビュートが上書きされ、一致しなかった場合、ワークアイテムの生成に失敗します。
Rename Attribute
プロモートされたアトリビュートの名前を変更します。 このパラメータは、 To が Work Item Attribute または Global Attribute に設定されている場合にのみ利用可能です。
Note
このパラメータにパターンを指定することはできません。 つまり、このパラメータは、 1個のアトリビュート をプロモートさせる時にのみ役立ちます。
New File Tag
有効にすると、出力ファイルに割り当てるファイルタグを指定することができます。 無効にすると、ソースファイルの既存のタグが使用されます。 プロモートされたアトリビュートがまだファイルタイプのアトリビュートでない場合、または、ファイルタグを持っていない場合、 PDGは、ファイル拡張子に基づいてファイルタグを推測します。 このパラメータは、 To が Output File(s) に設定されている場合にのみ利用可能です。
Take Ownership
有効にすると、ワークアイテムが出力ファイルを owned としてマークされます。 そのワークアイテムの出力ファイルが削除されると、このノードがプロモートした出力ファイルのパスも削除されます。 このパラメータは、 To が Output File(s) に設定されている場合にのみ利用可能です。
Bind to Work Item
有効にすると、グローバルアトリビュートがこのノード上の該当するワークアイテムに紐付けられます。 そのワークアイテムが削除されると、そのグローバルアトリビュートも削除されます。 このパラメータは、 To が Global Attribute に設定されている場合にのみ利用可能です。
Examples ¶
AttributePromote Example for Attribute Promote TOP node
このサンプルでは、入力ワークアイテムからIntrinsicフィールドをアトリビュートに変換するといったAttribute Promote TOPのいくつかの基本機能について説明しています。
See also |