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このノードは、上流のワークアイテム毎にエクスプレッションを評価して、そのワークアイテムをフィルタリングするかどうかを決定します。 Operation パラメータを Keep Matched Items に設定することで、合致したワークアイテムが維持されるようにフィルターを反転させることもできます。
フィルタリングには、パラメータエクスプレッション(HScriptまたはPython)や正規表現を使用することができます。 パラメータエクスプレッションを使用した場合、そのエクスプレッション結果が0ならば、ワークアイテムがフィルターに対してマッチしなかったことを示し、1ならばマッチしたことを意味します。 正規表現を使用する場合、その正規表現を入力ワークアイテムの出力ファイル、各ワークアイテム上のアトリビュート値、カスタム文字列のどちらにマッチさせるのか選択することができます。
パラメータ ¶
Generate When
このノードがワークアイテムを生成するタイミングを決めます。 このノードがどの生成モードを必須にしているのか、もしくは、ワークアイテムを動的に生成させる必要があるのかどうか分からないのであれば、通常では、これを“Automatic”のままに設定してください。
All Upstream Items are Generated
このノードは、すべての入力ノードが自身のワークアイテムを生成した時にワークアイテムを生成します。
All Upstream Items are Cooked
このノードは、すべての入力ノードが自身のワークアイテムをクックした時にワークアイテムを生成します。
Each Upstream Item is Cooked
このノードは、入力ノード内のワークアイテムがクックされる度にワークアイテムを生成します。
Automatic
入力ノードの生成モードに基づいて生成モードが選択されます。 入力ノードのどれかがその入力のクック時にワークアイテムが生成されている場合、このノードには Each Upstream Item is Cooked が設定されます。 そうでない場合、 All Upstream Items are Generated が設定されます。
Operation
このノードが Filter Expression に合致したワークアイテムを削除するのか、または、そのフィルターに合致したワークアイテムを維持するのかを決めます。
Include Output Files
有効にすると、コピーされたワークアイテムには、上流のワークアイテムの出力ファイルが含まれるようになります。
Filter Type
フィルターをパラメータエクスプレッションまたは正規表現のどちらかに決めます。
Filter Expression
Filter Type が Parameter Expression に設定されている時、 このパラメータは、上流のワークアイテム毎に適用されるエクスプレッションを決定します。 その結果が1/trueの場合は、指定した Operation が実行されます。 デフォルトでは、その上流のワークアイテムがフィルタリングされます。 それ以外の場合は、このノードによってそのワークアイテムがコピーされます。
Extra Expressions
Filter Type が Parameter Expression に設定されている時、
Filter Expression にさらに追加するフィルターエクスプレッションの数を指定します。
これらのフィルターエクスプレッションは、上から下に評価されます。
つまり、expr
がベースの Filter Expression パラメータで、expr#
が Extra Expressions の各エントリーとすると、(((expr AND expr1) OR expr2) AND expr3)
です。
Expression
Extra Expressions マルチパラメータ内のエントリー毎に、前のエクスプレッション結果(s)にエクスプレッション結果を合わせるのに使用するブール演算(AND
, OR
)と追加フィルターエクスプレッションを指定します。
Regular Expression
Filter Type が Regular Expression に設定されている場合、このパラメータには、ワークアイテムのフィルタリングに使用する正規表現を指定します。
Match Against
Filter Type が Regular Expression に設定されている場合、このパラメータは、フィルタリング時に Regular Expression を何に対してマッチさせるのか決めます。
Attribute Name
Match Against が Attribute Value に設定されている場合、このパラメータは、 Regular Expression に対してマッチさせるワークアイテムアトリビュートの名前を決めます。
Custom String
Match Against が Custom Value に設定されている場合、このパラメータには、 Regular Expression 文字列と比較する値またはワークアイテムアトリビュートを使用したエクスプレッションを設定することができます。
Examples ¶
FilterStringAttrib Example for Filter by Expression TOP node
このサンプルでは、Filter by Expression TOPノードでstrcmp HScriptエクスプレッションを使用する方法を説明しています。
FilterWorkItems Example for Filter by Expression TOP node
このサンプルでは、もっと処理やデバッグをしたいワークアイテムを選び出せるように上流ワークアイテムをフィルタリングする方法を説明しています。
See also |