Since | 19.5 |
このノードは、ディスク上の.json
ファイル、または、シーンファイル内の他のTOPノードからワークアイテム(s)を取り込みます(ソースワークアイテム(s)にリストされているアトリビュートデータや出力ファイルを含む)。
パラメータ ¶
Source ¶
Generate When
このノードがワークアイテムを生成するタイミングを決めます。 このノードがどの生成モードを必須にしているのか、もしくは、ワークアイテムを動的に生成させる必要があるのかどうか分からないのであれば、通常では、これを“Automatic”のままに設定してください。
All Upstream Items are Generated
このノードは、すべての入力ノードが自身のワークアイテムを生成した時にワークアイテムを生成します。
All Upstream Items are Cooked
このノードは、すべての入力ノードが自身のワークアイテムをクックした時にワークアイテムを生成します。
Each Upstream Item is Cooked
このノードは、入力ノード内のワークアイテムがクックされる度にワークアイテムを生成します。
Automatic
入力ノードの生成モードに基づいて生成モードが選択されます。 入力ノードのどれかがその入力のクック時にワークアイテムが生成されている場合、このノードには Each Upstream Item is Cooked が設定されます。 そうでない場合、 All Upstream Items are Generated が設定されます。
Work Item Source
ワークアイテムの取り込み先を決めます。
TOP Node
TOP Path パラメータで指定されたTOPノードからワークアイテムを取り込みます。必要に応じてこのTOPノードもクックされます。
Upstream Output File(s)
指定した File Tag にマッチした上流の出力ファイルからワークアイテムを取り込みます。
Upstream Work Item ID Attribute
Attribute Name パラメータで指定された整数配列アトリビュートの固有のIDを使用してワークアイテムを取り込みます。
Custom File Path
File Path パラメータで指定された.json
ファイルからワークアイテムを取り込みます。
TOP Path
インポートするTOPノードのパスを指定します。 このTOPノードは、この Work Item Import TOP ノードと異なるTOPグラフになければなりません。
このパラメータは、 Work Item Source が TOP Node に設定されている場合にのみ利用可能です。
File Tag
上流の出力ファイルに適用するファイルタグを指定します。
このパラメータは、 Work Item Source が Upstream Output File(s) に設定されている場合にのみ利用可能です。
Attribute Name
インポートするワークアイテムIDを含んだ上流の整数配列アトリビュートの名前を指定します。
このパラメータは、 Work Item Source が Upstream Work Item ID Attribute に設定されている場合にのみ利用可能です。
File Path
インポートする.json
ファイルのパスを指定します。
このパラメータは、 Work Item Source が Custom File Path に設定されている場合にのみ利用可能です。
以下のパラメータは、TOPノードのクックの方法を設定することができます。 これらのパラメータは、 Work Item Source が TOP Node に設定されている場合にのみ利用可能です。
Evaluation Time
TOPノードがクックされる時間(秒)を決めます。
Work Item Frame
上流のワークアイテムで指定されたフレーム値で、TOPノードが評価されます。
Custom Time
Custom Time 値で、TOPノードが評価されます。
Network Evaluation Time
このTOPネットワークがクックを開始した時に設定されたHoudini再生時間で、TOPノードが評価されます。
Custom Time
ターゲットのTOPノードが評価される時間の値を設定します。
このパラメータは、 Evaluation Time が Custom Time に設定されている場合にのみ利用可能です。
Dirty Before Cook
TOPノードをクックする前にDirty(変更あり)にするかどうか、または、そのタイミングを決めます。
Generate Only
TOPノードをクックせず、生成だけします。 しかし、そのTOPノードがDynamicの場合、入力ノードはクックされます。
Evaluate with Work Item Attributes
上流のワークアイテムのアトリビュートがTOPノードのクック前にシーンに適用されます。 これは、TOPノードが無効になり、このノードの入力ワークアイテム毎に再クックする必要がある場合があることも意味します。
以下のパラメータは、取り込まれたワークアイテムの処理方法を設定することができます。
On Attribute Collision
取り込まれたワークアイテムに存在するアトリビュートが既に上流の入力ワークアイテムに存在するアトリビュートとかぶっていた場合の挙動を決めます。 デフォルトでは、このノードは、上流のアトリビュート値を保持することを優先しますが、このパラメータを Keep Imported Attribute に変更することで、その取り込まれたワークアイテムで見つかった値で上流のアトリビュートを上書きすることができます。
Keep Upstream Attribute
上流のワークアイテムと取り込まれたワークアイテムに同じ名前のアトリビュートが存在した場合、このノードのワークアイテムは、その 上流の アトリビュートデータを維持します。
Keep Imported Attribute
上流のワークアイテムと取り込まれたワークアイテムに同じ名前のアトリビュートが存在した場合、このノードのワークアイテムは、その 取り込まれた アトリビュートデータを維持します。
Report Warning
上流のワークアイテムと取り込まれたワークアイテムに同じ名前のアトリビュートが存在した場合、このノードのワークアイテムは、その 上流の アトリビュートデータを維持し、警告を出します。
Preserve Work Item DataType
有効にすると、PDGは、取り込まれたワークアイテムのカスタムデータタイプを(可能であれば)維持しようとします。 無効にすると、そのワークアイテムは汎用ワークアイテムとして取り込まれます。
Add Status AttributeS
有効にすると、取り込まれたワークアイテムには、元のワークアイテムの名前、ID、ステータスを追跡できるようにitemname
、itemid
、cookedsuccess
のアトリビュートが作成されます。
Schedulers ¶
TOP Scheduler Override
このパラメータは、このノードのTOPスケジューラを上書きします。
Add Job Parms
このノードのインターフェースにスケジューラ系パラメータを追加する目的でEdit Parameter Interfaceウィンドウを開きます。
In-Process Scheduler
Edit Parameter Interface ウィンドウは、 Create Parameters コラムで In-Process Schedulerパラメータフォルダが選択された状態で開きます。
Local Scheduler
Edit Parameter Interface ウィンドウは、 Create Parameters コラムで Local Schedulerパラメータフォルダが選択された状態で開きます。
HQueue Scheduler
Edit Parameter Interface ウィンドウは、 Create Parameters コラムで HQueue Schedulerパラメータフォルダが選択された状態で開きます。
Schedule When
有効にすると、このパラメータを使用して、このノードのどのワークアイテムをスケジュールに組むのかを決めるエクスプレッションを指定することができます。 そのエクスプレッションが指定されたワークアイテムに対して0を返すと、そのワークアイテムはスケジューラに組まれずに、即座にクック済みとしてマークされます。 そのエクスプレッションが0以外の値を返すと、そのワークアイテムは従来どおりにスケジュールに組まれます。
Work Item Label
このノードがワークアイテムにどのようにラベルを付けるのかを決めます。 このパラメータによって、固有でないラベル文字列をワークアイテムに割り当てることができ、そのラベルを使用してアトリビュートパネル、タスクバー、スケジューラジョブ名のワークアイテムを区別することができます。
Use Default Label
このノード内のワークアイテムは、TOPネットワークからデフォルトのラベルを使用します。 デフォルトが設定されていない場合は、それらのワークアイテムにはラベルは付きません。
Inherit From Upstream Item
ワークアイテムは親ワークアイテムのラベルを継承します。
Custom Expression
ワークアイテム毎に評価される Label Expression カスタムエクスプレッションをワークアイテムのラベルに設定します。
Node Defines Label
ワークアイテムのラベルをこのノードの内部ロジックで定義します。
Work Item Priority
このパラメータは、現行スケジューラがこのノード内のワークアイテムの優先度を設定する方法を決めます。
Inherit From Upstream Item
ワークアイテムは、親ワークアイテムの優先度を継承します。ワークアイテムに親ワークアイテムがなければ、その優先度は0に設定されます。
Custom Expression
ワークアイテムの優先度は、 Priority Expression の値に設定されます。
Node Defines Priority
ワークアイテムの優先度は、このノード自身の内部優先度計算に基づいて設定されます。
このオプションは、 Python Processor TOP, ROP Fetch TOP, ROP Output TOPのノードでのみ利用可能です。 これらのノードは、各自のノードロジックで実装された優先度設定スキームを定義しています。
See also |