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Since | 17.5 |
このノードを使用することで、上流のワークアイテムの出力ファイルリスト、配列アトリビュート値、パーティションを複数のワークアイテムに展開することができます。 使用例:
ワークアイテムに30個の出力ファイルが関係していて、それら30個のファイルそれぞれに対して新しくワークアイテムを生成したい。
パーティションにいくつかワークアイテムが入っていて、そのパーティション内で5個のワークアイテムのグループ毎に新しくワークアイテムを生成したい。
複数値を含んだアトリビュートを持ったワークアイテムに対して、各値を別々のワークアイテムで処理したい。
TOP Attributes ¶
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integer |
展開するワークアイテムのグループのサイズ。
例えば、 Expansion Type で Fixed Count を3に設定し、展開したいパーティション内に12個のワークアイテムが存在すると、
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Apply Expansion To を Upstream Attribute に設定すると、指定した上流アトリビュートの値別にワークアイテムが生成されます。 このアトリビュートには、このノード内の各ワークアイテムに関連付けられた配列のスライスの値が入ります。 他のExpansionタイプを設定すると、このアトリビュートは設定されません。 Note このアトリビュートの名前は、 Value Attribute パラメータを使用してカスタム値を設定することで変更することができます。 |
パラメータ ¶
Generate When
このノードがワークアイテムを生成するタイミングを決めます。 このノードがどの生成モードを必須にしているのか、もしくは、ワークアイテムを動的に生成させる必要があるのかどうか分からないのであれば、通常では、これを“Automatic”のままに設定してください。
All Upstream Items are Generated
このノードは、すべての入力ノードが自身のワークアイテムを生成した時にワークアイテムを生成します。
All Upstream Items are Cooked
このノードは、すべての入力ノードが自身のワークアイテムをクックした時にワークアイテムを生成します。
Each Upstream Item is Cooked
このノードは、入力ノード内のワークアイテムがクックされる度にワークアイテムを生成します。
Automatic
入力ノードの生成モードに基づいて生成モードが選択されます。 入力ノードのどれかがその入力のクック時にワークアイテムが生成されている場合、このノードには Each Upstream Item is Cooked が設定されます。 そうでない場合、 All Upstream Items are Generated が設定されます。
Apply Expansion To
展開される内容を決定します。
Upstream Output Files
上流のワークアイテム毎に、出力ファイルを複数のワークアイテムに展開します。
Items in Upstream Partitions
上流のパーティション毎に、各パーティション内のワークアイテムを複数のワークアイテムに展開します。
Upstream Attribute
上流のワークアイテム毎に、 Source Attribute パラメータで指定されたアトリビュートを複数のワークアイテムに展開します。
このノード内の各ワークアイテムには、その展開されたアトリビュートの値のスライスを含んだexpandvalue
アトリビュートが追加されます。
Note
これは、反復可能Python Objectアトリビュートでも動作します。
Source Attribute
Apply Expansion To が Upstream Attribute に設定されている時、このパラメータには、ワークアイテムを展開する際に使用するアトリビュートの名前を指定します。 アトリビュート内の値別にワークアイテムが生成されるので、このアトリビュートには複数値を持った配列を指定してください。
Value Attribute
Apply Expansion To が Upstream Attribute に設定されている時、このパラメータは、アトリビュートを作成してそこにワークアイテムに関連付けられた展開値(s)が設定されるそのアトリビュート名を決めます。
Expand as Work Item IDs
有効にすると、アトリビュート内の整数値がワークアイテムIDとして解釈されます。 アトリビュート内のワークアイテムIDのリストも実際のワークアイテムとしてこのノードに展開されます。
このパラメータは、 Apply Expansion To が Upstream Attribute に設定されている場合にのみ利用可能です。
Include Expected Output Files
Apply Expansion To が Upstream Output Files に設定されている時、このトグルは、その展開に通常の出力ファイルだけでなく、必要な上流の出力も含めるかどうかを制御します。 デフォルトでは、必要な出力ファイルは含まれません。
Expansion Type
展開される要素と新しいワークアイテムとの関係性を決定します。
One to One
上流のファイル毎に、または、上流のパーティション内のワークアイテム毎に、新しくワークアイテムを生成します。
Fixed Size
上流のファイルまたはパーティション化したワークアイテムは、 Value に基づいた固定サイズのグループに格納され、それらのグループ毎に新しくワークアイテムを生成します。
Fixed Count
上流のファイルまたはパーティション化したワークアイテムは、 Value に基づいた固定数のグループ間で分布され、それらのグループ毎に新しくワークアイテムを生成します。
First N
最初のN個の上流のファイルまたはパーティションアイテムが個々のワークアイテムに展開されます。 このNの値は、 Value パラメータで決まります。
Last N
最後のN個の上流のファイルまたはパーティションアイテムが個々のワークアイテムに展開されます。 このNの値は、 Value パラメータで決まります。
Value
Extension Type を One to One 以外に設定した時、このパラメータは、上流のエレメントをグループ化させる方法を決定します。
Preserve Source Index
このトグルを有効にすると、ワークアイテムインデックスには、上流のパーティションまたは展開に使用された出力ファイルのインデックスが設定されます。
Set Work Item Frame
このトグルを有効にすると、展開されたワークアイテムのフレームが、展開されたワークアイテムのリスト内の位置に基づいて設定されます。
Frame Start/Step
Set Work Item Frame が有効な時、開始フレームとフレームステップサイズを決めます。
ワークアイテムのフレームは、step*expansion_index + start
に設定されます。
Examples ¶
WorkItemExpand Example for Work Item Expand TOP node
このサンプルでは、Work Item Expand TOPを使用して、上流の出力ファイルのリストから追加でワークアイテムを生成する方法を説明しています。
See also |