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Since | 18.0 |
このノードは、ファイルパターンに基づいたフレーム範囲からワークアイテムを生成します。
例えば、 Frame Range パラメータを1,10,1に、 File Pattern パラメータを$HIP/render/$HIPNAME.$OS.$F4.exr
に設定すると、このノードは、最大10個のワークアイテムを生成します。
このノードがワークアイテムの生成を要求される度に、例えばノードがクックされた時やノードが静的ワークアイテムの事前生成を要求された時、 このノードは、パターンが以前のクックとは異なるファイルにマッチして、さらに、ファイルの更新日時が変更されているかどうかをチェックします。 それに該当すれば、変更されたワークアイテムを更新してDirty(変更あり)とマークします。 そのため、ディレクトリの内容を変更した場合、通常では変更されたワークアイテムのみを再クックする必要があります。
TOP Attributes ¶
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string |
マッチしたファイルを含んだディレクトリ。 |
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string |
ワークアイテムに関連付けられているファイルの拡張子。 |
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string |
拡張子を含んだファイルの名前。 |
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int |
Missing Files が Create Work Items に設定されている時に、このアトリビュートが追加され、ファイルが存在すれば |
パラメータ ¶
Generate When
このノードがワークアイテムを生成するタイミングを決めます。 このノードがどの生成モードを必須にしているのか、もしくは、ワークアイテムを動的に生成させる必要があるのかどうか分からないのであれば、通常では、これを“Automatic”のままに設定してください。
All Upstream Items are Generated
このノードは、すべての入力ノードが自身のワークアイテムを生成した時にワークアイテムを生成します。
All Upstream Items are Cooked
このノードは、すべての入力ノードが自身のワークアイテムをクックした時にワークアイテムを生成します。
Each Upstream Item is Cooked
このノードは、入力ノード内のワークアイテムがクックされる度にワークアイテムを生成します。
Automatic
入力ノードの生成モードに基づいて生成モードが選択されます。 入力ノードのどれかがその入力のクック時にワークアイテムが生成されている場合、このノードには Each Upstream Item is Cooked が設定されます。 そうでない場合、 All Upstream Items are Generated が設定されます。
Frame Range
生成するフレーム範囲の開始フレーム、終了フレーム、ステップサイズ。
File Pattern
このノードがファイルパスのマッチングを行なうパターンを指定します。
File Pattern には?
(任意の1文字にマッチ)、*
(任意の文字列にマッチ)、[abc]
(大括弧内の文字のどれかにマッチ)などのワイルドカードを使用することができます。
例えば、*.png
は.png
で終わるファイルにマッチします。
$F
、$FF
、$F4
にも対応しています。
Missing Files
ファイルがマッチ しなかった 時の挙動。
Ignore
見つからなかったファイルに対してワークアイテムを生成しません。
Set Node Error
ノードにエラーを設定します。
Create Work Items
見つからなかったファイルに対してワークアイテムを作成し、ファイルが見つからなかったことを示したアトリビュートを設定します。
File Exists Attribute
ワークアイテムに追加される整数アトリビュートの名前。
ファイルが存在すれば、この値は1
、存在しなければ0
になります。
Output File Tag
有効にすると、このノードは、このファイルタグを出力ファイルパスに割り当てます。 無効にすると、このノードは、ファイル名の拡張子に基づいて適切なファイルタグを推測します。
Copy File(s) to Working Directory
このワークアイテムがクックされる時に、パターンに合致したファイルをソースロケーションからスケジューラの作業ディレクトリにコピーするかどうかを指定します。
このトグルを有効にすると、ワークアイテムの出力ファイルリストにpdg.attribFlag.Transferアトリビュートフラグが設定されます。
Examples ¶
FileRange Example for File Range TOP node
このサンプルでは、File Range TOPを使用してファイルシーケンスからワークアイテムのリストを生成する方法を説明しています。
See also |