Since | 20.0 |
このノードは、USDファイルのルートレイヤー内のPrimから参照されているすべてのアセットパスを検索し、それらのパス値を修正します。
これは、他のユーザからUSDファイルを受け取った時に、そこに絶対パスが含まれていて、それを相対パスに変換する必要がある場合に役立ちます。
また、テクスチャマップファイルをレンダラー固有のフォーマット(例えば、Karmaでレンダリングするなら.rat
ファイル)に変換するのにも役立ちます。
最低でも1つのアセットパスが変更されると、各ワークアイテムには2つのアトリビュートが追加されます。
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“matched_paths”: 指定されたパターンまたはPythonコードで最低でもどれか1つにマッチしたパスのリスト。
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“new_paths”:
matched_paths
内の各パスが置換されたパスのリスト。このリストは、matched_paths
と同じ順に従っています。つまり、new_paths
内の最初のパスは、matched_paths
内の最初のパスを置換した文字列です。
パラメータ ¶
Create Attributes ¶
Generate When
このノードがワークアイテムを生成するタイミングを決めます。 このノードがどの生成モードを必須にしているのか、もしくは、ワークアイテムを動的に生成させる必要があるのかどうか分からないのであれば、通常では、これを“Automatic”のままに設定してください。
All Upstream Items are Generated
このノードは、すべての入力ノードが自身のワークアイテムを生成した時にワークアイテムを生成します。
All Upstream Items are Cooked
このノードは、すべての入力ノードが自身のワークアイテムをクックした時にワークアイテムを生成します。
Each Upstream Item is Cooked
このノードは、入力ノード内のワークアイテムがクックされる度にワークアイテムを生成します。
Automatic
入力ノードの生成モードに基づいて生成モードが選択されます。 入力ノードのどれかがその入力のクック時にワークアイテムが生成されている場合、このノードには Each Upstream Item is Cooked が設定されます。 そうでない場合、 All Upstream Items are Generated が設定されます。
ノードがデータを取得する際に読み込む入力。
File Source
ファイルのソースを决めます。 USDファイルは、上流ノードの出力、または、カスタムファイルパスのどれかで指定します。
Custom File Path
カスタムファイルパスで指定されたファイルを使用します。
Upstream Output File
上流のワークアイテムで生成された出力ファイルをファイルパスとして使用します。
File Path
読み込まれるファイルのパス。
このパラメータは、 File Source が Custom File Path に設定されている時にのみ利用可能です。
File Tag
上流のワークアイテムからの結果を識別するデータタグ。
このパラメータは、 File Source が Upstream Output File に設定されている時にのみ利用可能です。
修正されたUSDファイルの書き出し先。
Overwrite Source File
チェックを付けると、入力ソースファイルのパスにあるファイルは、このノードで加えられた変更内容で上書きされます。
Destination File
修正されたUSDファイルの保存先のパス。 Overwrite Input File にチェックが付いている場合、このフィールドは無効になります。
Add Destination Path to Output
チェックを付けると、書き出し先のファイルパスは、このノードの各ワークアイテムのファイル出力として設定されます。
各アセットパスに加える変更内容のリスト。
Allow Chaining
チェックを付けると、複数の修正ブロックを単一アセットパスに適用することができます。 それらのブロックは上から下までチェックされ、ブロックによる修正が発生すると、このチェックボックスが有効になっている場合、残りのブロックはそのパスに対してのみ処理されます。 チェーン化は常に単一ブロック内で有効になります。つまり、接頭辞パターンがチェックされたら、次に接尾辞パターンがチェックされ、次にPythonコードがチェックされます。
Number of Modifications
このノード内の修正ブロックの数。 各ブロックでは、アセットパスの検索と置換に使用される接頭辞、接尾辞、カスタムPythonコードを指定することができます。
Find Prefix
すべてのアセットパスの先頭に一致する検索パターン。 パターンが“^”で始まっていなくても、内部的に“^”がパターンの先頭に追加されます。
Replace Prefix
Find Prefix で指定したパターンにマッチしたすべての接頭辞を置換する文字列。 ここにはパターンを入れることはできません。
Find Suffix
すべてのアセットパスの末尾に一致する検索パターン。 パターンが“$”で始まっていなくても、内部的に“$”がパターンの末尾に追加されます。
Replace Suffix
Find Suffix で指定したパターンにマッチしたすべての接尾辞を置換する文字列。 ここにはパターンを入れることはできません。
Python Code
アセットパス毎に実行されるPythonコード。 このコードブロック内には、現在処理されているアセットパスを表現した文字列が入る“assetpath”変数が利用可能です。 このコードが“None”を返した場合、Pythonコードの結果としては何も変更が行なわれません。 文字列を返した場合、その文字列が新しいアセットパスとして使用されます。