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Since | 18.0 |
このノードは、Pythonサービスブロックを開始するワークアイテムを作成します。 このPythonサービスブロックは、呼応する Service Block Endノードを使用して終了されます。
Note
このノードはhython
ではなくpython
を使用するので、hou
モジュールは 利用不可 でライセンス不要です。
代わりにhython
を使用したいのであれば、 Houdini Block Beginノードを参照してください。
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このノード内のワークアイテムは、Pythonサービスがまだ実行されていなければ、Pythonサービスを開始します。
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このBeginノード内の各ワークアイテムは、呼応するEndブロックのワークアイテムがクックを完了するまで、サービスワーカープロセスの1つをロックします。
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このブロック内に Service Block Sendノードを使用することでPythonサービスと通信することができます。このブロック内のワークアイテムは、(並列ではなく)次々と直列で実行されます。別の方法としては、Python Scriptサービスを使用してクックすることができるノード(例えば、 Python Script TOP)を使用しても構いません。
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(オプション)同じノードを使用して、複数の並列ループをスケジュールに組むことができます。Session Count from Upstream ItemsとNumber of Sessionsのパラメータを参照してください。
詳細は、サービスブロックを参照してください。
TOP Attributes ¶
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str |
ワークアイテムと関連付ける共有サーバーインスタンスの名前。 開始アイテムの場合だと、これはワークアイテムが最終的に生成するサーバーの名前です。 このアトリビュートは廃止され、 Server Type パラメータが古いShared Serverサービスタイプを使用するように設定されている時にのみワークアイテムに追加されます。 |
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[int] |
このアトリビュートは、 Block Begin Feedbackノードから継承されます。 これは、ループに関連付けられた一連のワークアイテムをループさせる反復回数です。
入れ子のフィードバックループを使用する時は、レベル毎に反復回数を指定したいので、このアトリビュートには配列値を指定することができます。
一番外側のループのループ反復値は |
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int |
このアトリビュートは、 Block Begin Feedbackノードから継承されます。 ワークアイテムがどのループに関連しているのかを追跡します。 このアトリビュートは、同じ Block Begin Feedback ノード内で複数の独立したループを生成させる時に関係します。 例えば、 Wedgeノードを使って Block Begin Feedback ノードを駆動させる時です。 |
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int |
このアトリビュートは、Block Begin Feedbackノードから継承されます。 このアトリビュートは、ループの合計の反復回数です。 |
パラメータ ¶
Node ¶
Generate When
このノードがワークアイテムを生成するタイミングを決めます。 このノードがどの生成モードを必須にしているのか、もしくは、ワークアイテムを動的に生成させる必要があるのかどうか分からないのであれば、通常では、これを“Automatic”のままに設定してください。
All Upstream Items are Generated
このノードは、すべての入力ノードが自身のワークアイテムを生成した時にワークアイテムを生成します。
All Upstream Items are Cooked
このノードは、すべての入力ノードが自身のワークアイテムをクックした時にワークアイテムを生成します。
Each Upstream Item is Cooked
このノードは、入力ノード内のワークアイテムがクックされる度にワークアイテムを生成します。
Automatic
入力ノードの生成モードに基づいて生成モードが選択されます。 入力ノードのどれかがその入力のクック時にワークアイテムが生成されている場合、このノードには Each Upstream Item is Cooked が設定されます。 そうでない場合、 All Upstream Items are Generated が設定されます。
Session Count from Upstream Items
有効にすると、このノードは、上流のワークアイテム毎にサービスセッションを含んだ単一ループを生成します。 無効にすると、上流のワークアイテム毎に別々のループが生成され、そのループのサイズは Number of Sessions パラメータで決定されます。
Number of Sessions
各ループ内に作成するセッションの数を指定します。 各セッションワークアイテムは、同じループ内の他のワークアイテムと順番通りに直列でクックされます。 このノードから Service Block Endノードまでの一連のワークアイテムのクックが完了した後に、次のセッションが開始されます。
このパラメータは、 Session Count from Upstream Items が 無効 な時にのみ利用可能です。
Copy Inputs For
入力ファイルをループアイテムにコピーさせる方法を決定します。 デフォルトでは、上流のファイルがすべての入力ファイルにコピーされますが、1回目のループ だけ 入力ファイルをコピーすることも何もコピーしないこともできます。
No Iterations
上流の入力ファイルをどのループ反復アイテムの出力にもコピー しません 。
First Iteration
上流の入力ファイルを1回目のループ のみ の出力ファイルリストにコピーします。
All Iterations
上流の入力ファイルをすべてのループの出力ファイルリストにコピーします。
Feedback Attributes
有効にすると、各反復の終了時点における指定されたアトリビュートが、次の反復の開始時点での該当するワークアイテム上にコピーされます。 これは、ワークアイテムが次の反復のクックを開始する直前に行なわれます。
Tip
フィードバックさせたいアトリビュート(s)は、スペース区切りのリストまたはアトリビュートパターン構文を使用して指定することができます。 アトリビュートパターンの記述の方法の詳細は、アトリビュートパターン構文を参照してください。
Feedback Output Files
有効にすると、各反復の出力ファイルが次のループの反復の開始時点での該当するワークアイテム上にコピーされます。 これらのファイルはそのワークアイテムの出力として追加されるので、ループ内のワークアイテムの入力として利用可能になります。
Server Type
このノードがサービスまたはShared Serverを使用するブロックを作成するかどうかを決めます。
Note
Shared ServerはHoudini20.0で廃止されました。
Service Name
Server Type が Service に設定されている時、このパラメータは、ブロック内のワークアイテムに使用するサービスの名前を決めます。
Reset Service
Determines whether or not service clients should be reset before executing work items. If this node is a service block, the reset operation is only performed once per block loop. Otherwise, the reset operation occurs for each work item in this node.
None
The service client is used as-is. This means that any imported modules, global variables, or scene state are preserved between work item cooks.
Reset Client
The service client is sent the “reset” command, which clears state but does not restart the service process.
Restart Client
The service client process is completely restarted before running a work item.
Connect To Existing Server
有効にすると、ワークアイテムは、新しいサーバープロセスを起動せずに、ホストアドレス上の既存サーバーに接続されます。 これは、アセット管理システムなどの中央サーバーに接続する時に役立ちますが、必ずサーバーへのアクセスをシリアライズ化してください。 このパラメータは、 Server Type が Shared Server に設定されている時にのみ利用可能です。
Server Address
Connect to Existing Server が有効な時、接続先のサーバーのホストアドレスを指定します。 この既存サーバーで使用するポート番号を Server Port パラメータに設定してください。 このパラメータは、 Server Type が Shared Server に設定されている時にのみ利用可能です。
Server Port
Connect To Existing Server が 有効 な時、既存サーバーに接続する際に使用するポート番号を指定します。 Connect To Existing Server が 無効 な時、サーバーと通信するTCPポート番号を指定します。 このパラメータは、 Server Type が Shared Server に設定されている時にのみ利用可能です。
デフォルト値の0
は、システム側に未使用ポートを動的に選択するように伝えます。
通常では、これがあなたの求めている挙動でしょう。
そのポート番号を特定の範囲内に維持したい(ポート番号が利用できることを保証したい)場合、ここには9000 + @pdg_index
のようなエクスプレッションを使用することができます。
この値をサーバー起動スクリプトに渡す方法は、Server Commandパラメータを参照してください。
Note
UNIXシステムポート番号の0-1023はスーパーユーザーのみ使用可能なので、おそらく1024以上のポート番号を選択する必要があります。
Load Timeout
共有サーバーインスタンスに到達可能であるかどうかを初期検証する時に使用するタイムアウトを指定します。 通信に成功せずにこのタイムアウトが過ぎると、そのサーバーのワークアイテムが失敗としてマークされます。 このパラメータは、 Server Type が Shared Server に設定されている時にのみ利用可能です。
Server Command
サーバーを起動するために実行するコマンドを指定します。 このコマンドラインは、リモートサーバー上で実行しても動作するはずなので、共有ネットワークファイルシステム上の既知の場所に起動スクリプトを配置しても構いません。 このパラメータは、 Server Type が Shared Server に設定されている時にのみ利用可能です。
以下のパラメータは、このノードで作成されるワークアイテムのアトリビュートの名前をカスタマイズします。
Iteration
ワークアイテムの反復回数を格納するアトリビュートの名前を指定します。
Number of Iterations
合計の反復回数を格納するアトリビュートの名前を指定します。
Loop Number
ループ番号を格納するアトリビュートの名前を指定します。
Files ¶
File Dependencies
このノード内の最初のワークアイテムが実行される前にPDG作業ディレクトリにコピーしておきたいファイルのリスト。 これを使用することで、デジタルアセットやカスタムスクリプトなどのサポートファイルをワークアイテムジョブで利用可能にすることができます。
指定可能なパスは、絶対パスまたはHOUDINI_PATHを基準とした相対パスです。
Schedulers ¶
TOP Scheduler Override
このパラメータは、このノードのTOPスケジューラを上書きします。
Schedule When
有効にすると、このパラメータを使用して、このノードのどのワークアイテムをスケジュールに組むのかを決めるエクスプレッションを指定することができます。 そのエクスプレッションが指定されたワークアイテムに対して0を返すと、そのワークアイテムはスケジューラに組まれずに、即座にクック済みとしてマークされます。 そのエクスプレッションが0以外の値を返すと、そのワークアイテムは従来どおりにスケジュールに組まれます。
Work Item Label
このノードがワークアイテムにどのようにラベルを付けるのかを決めます。 このパラメータによって、固有でないラベル文字列をワークアイテムに割り当てることができ、そのラベルを使用してアトリビュートパネル、タスクバー、スケジューラジョブ名のワークアイテムを区別することができます。
Use Default Label
このノード内のワークアイテムは、TOPネットワークからデフォルトのラベルを使用します。 デフォルトが設定されていない場合は、それらのワークアイテムにはラベルは付きません。
Inherit From Upstream Item
ワークアイテムは親ワークアイテムのラベルを継承します。
Custom Expression
ワークアイテム毎に評価される Label Expression カスタムエクスプレッションをワークアイテムのラベルに設定します。
Node Defines Label
ワークアイテムのラベルをこのノードの内部ロジックで定義します。
Label Expression
有効にすると、このパラメータを使用して、このノードで作成されたワークアイテムに独自のラベルを指定することができます。
このパラメータには、ワークアイテムアトリビュートの参照またはビルトインのプロパティを含めたエクスプレッションを使用することができます。
例えば、$OS: @pdg_frame
は、フレーム値に基づいて各ワークアイテムのラベルを設定します。
Work Item Priority
このパラメータは、現行スケジューラがこのノード内のワークアイテムの優先度を設定する方法を決めます。
Inherit From Upstream Item
ワークアイテムは、親ワークアイテムの優先度を継承します。ワークアイテムに親ワークアイテムがなければ、その優先度は0に設定されます。
Custom Expression
ワークアイテムの優先度は、 Priority Expression の値に設定されます。
Node Defines Priority
ワークアイテムの優先度は、このノード自身の内部優先度計算に基づいて設定されます。
このオプションは、 Python Processor TOP, ROP Fetch TOP, ROP Output TOPのノードでのみ利用可能です。 これらのノードは、各自のノードロジックで実装された優先度設定スキームを定義しています。
Priority Expression
このパラメータには、ワークアイテムの優先度を設定するためのエクスプレッションを指定します。 このエクスプレッションは、ノード内のワークアイム毎に評価されます。
このパラメータは、 Work Item Priority が Custom Expression に設定されている場合にのみ利用可能です。
See also |