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Since | 17.5 |
このノードは、入力のワークアイテム毎にoutput
アトリビュートを調べて、file/archive
のタグが付いたファイルパスを取得します。
そのファイル名の拡張子が対応していれば(.zip
または.tar.gz
)、このノードは、そのアーカイブ内のファイルを、指定したディレクトリ内に展開します。
(ファイル結果を生成するノード(例えば、File PatternまたはFile Compress)は、その拡張子に基づいて自動的にアーカイブファイルにfile/archive
のタグを付けます。)
1個以上の既存アーカイブファイルからファイルを抽出したいだけであれば、以下の事を行ないます:
-
File Patternノードを作成します。
-
抽出したいアーカイブにマッチするように Pattern を設定します。例えば、
$PDG_DIR/sources/*.zip
。 -
必ず Split Results into Separate Items を有効にしてください。
このノードは、アーカイブ毎にそのアーカイブパスが設定された
output
アトリビュート付きのワークアイテムを生成します。 そのアーカイブパスには、その拡張子に基づいて自動的にfile/archive
のタグが付きます。 -
-
File Decompressノードを接続します。 Output Folder を有効にして、解凍したファイルを格納するディレクトリを設定します。
Warning
File Decompressノードは、各ワークアイテムのoutput
アトリビュートに、解凍されたファイルのリストではなくて、解凍先のディレクトリのパスを設定します。
TOP Attributes ¶
|
string |
解凍される入力アーカイブのリスト。 |
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string |
アーカイブの解凍先のディレクトリのリスト。 |
パラメータ ¶
Node ¶
Generate When
このノードがワークアイテムを生成するタイミングを決めます。 このノードがどの生成モードを必須にしているのか、もしくは、ワークアイテムを動的に生成させる必要があるのかどうか分からないのであれば、通常では、これを“Automatic”のままに設定してください。
All Upstream Items are Generated
このノードは、すべての入力ノードが自身のワークアイテムを生成した時にワークアイテムを生成します。
All Upstream Items are Cooked
このノードは、すべての入力ノードが自身のワークアイテムをクックした時にワークアイテムを生成します。
Each Upstream Item is Cooked
このノードは、入力ノード内のワークアイテムがクックされる度にワークアイテムを生成します。
Automatic
入力ノードの生成モードに基づいて生成モードが選択されます。 入力ノードのどれかがその入力のクック時にワークアイテムが生成されている場合、このノードには Each Upstream Item is Cooked が設定されます。 そうでない場合、 All Upstream Items are Generated が設定されます。
Cook Type
このノード内のワークアイテムをクックする方法を決めます。 例えば、ワークアイテムをIn-Process、Out-of-Processのどちらでクックするのか、または、サービスを使用してクックするのか決めます。
Output Folder
これを有効にすると、ファイルの解凍先のディレクトリのパスを設定することができます。 このノードは、そのディレクトリが存在しなかった場合でもそのディレクトリを生成します。
Caching and Output Files ¶
Cache Mode
ワークアイテムから目的のファイル結果がレポートされるように、プロセッサノードがそのワークアイテムを制御する方法を決めます。
Automatic
目的の結果ファイルがディスク上に存在すれば、そのワークアイテムはスケジュールに組まれずにクック済みとマークされます。 そのファイルが 存在しなければ 、そのワークアイテムは通常どおりにスケジュールに組まれます。 上流のワークアイテムの依存関係がクック中に新しいファイルを書き出す場合、このノード内のワークアイテムのキャッシュファイルもout-of-date(古い)としてマークされます。
Automatic (Ignore Upstream)
Automatic と同様ですが、上流のファイルの書き込みは、このノード内のワークアイテムのキャッシュファイルを 無効にしません 。 そして、このノードは自身のワークアイテムの出力ファイルのみをチェックします。
Read Files
目的の結果ファイルがディスク上に存在すれば、そのワークアイテムはスケジュールに組まれずにクック済みとマークされます。 そのファイルが存在しなければ、そのワークアイテムは失敗とマークされます。
Write Files
目的の結果ファイルがディスク上に存在していても、ワークアイテムが常にスケジュールに組まれ、その目的の結果ファイルを無視します。
Expected Outputs From
必要となる出力ファイルの指定方法を決めます。
Attribute Name
ファイルパス(s)を含んだアトリビュートの名前を指定します。
このパラメータは、 Expected Outputs From が Attribute Name に設定されている場合にのみ利用可能です。
Custom File Tag
有効にすると、すべての出力ファイルにカスタムタグ値が割り当てられます。 無効にすると、PDGは、そのファイルにタグが既に設定されていればその既存のタグを使用したり、タグが存在しなければファイル拡張子に基づいて自動的にタグを取得します。
Expected Outputs
出力ファイルリストエントリーの数を決めます。
このパラメータは、 Expected Outputs From が File List に設定されている場合にのみ利用可能です。
Output File
出力ファイルのパスを指定します。
Schedulers ¶
TOP Scheduler Override
このパラメータは、このノードのTOPスケジューラを上書きします。
Schedule When
有効にすると、このパラメータを使用して、このノードのどのワークアイテムをスケジュールに組むのかを決めるエクスプレッションを指定することができます。 そのエクスプレッションが指定されたワークアイテムに対して0を返すと、そのワークアイテムはスケジューラに組まれずに、即座にクック済みとしてマークされます。 そのエクスプレッションが0以外の値を返すと、そのワークアイテムは従来どおりにスケジュールに組まれます。
Work Item Label
このノードがワークアイテムにどのようにラベルを付けるのかを決めます。 このパラメータによって、固有でないラベル文字列をワークアイテムに割り当てることができ、そのラベルを使用してアトリビュートパネル、タスクバー、スケジューラジョブ名のワークアイテムを区別することができます。
Use Default Label
このノード内のワークアイテムは、TOPネットワークからデフォルトのラベルを使用します。 デフォルトが設定されていない場合は、それらのワークアイテムにはラベルは付きません。
Inherit From Upstream Item
ワークアイテムは親ワークアイテムのラベルを継承します。
Custom Expression
ワークアイテム毎に評価される Label Expression カスタムエクスプレッションをワークアイテムのラベルに設定します。
Node Defines Label
ワークアイテムのラベルをこのノードの内部ロジックで定義します。
Label Expression
有効にすると、このパラメータを使用して、このノードで作成されたワークアイテムに独自のラベルを指定することができます。
このパラメータには、ワークアイテムアトリビュートの参照またはビルトインのプロパティを含めたエクスプレッションを使用することができます。
例えば、$OS: @pdg_frame
は、フレーム値に基づいて各ワークアイテムのラベルを設定します。
Work Item Priority
このパラメータは、現行スケジューラがこのノード内のワークアイテムの優先度を設定する方法を決めます。
Inherit From Upstream Item
ワークアイテムは、親ワークアイテムの優先度を継承します。ワークアイテムに親ワークアイテムがなければ、その優先度は0に設定されます。
Custom Expression
ワークアイテムの優先度は、 Priority Expression の値に設定されます。
Node Defines Priority
ワークアイテムの優先度は、このノード自身の内部優先度計算に基づいて設定されます。
このオプションは、 Python Processor TOP, ROP Fetch TOP, ROP Output TOPのノードでのみ利用可能です。 これらのノードは、各自のノードロジックで実装された優先度設定スキームを定義しています。
Priority Expression
このパラメータには、ワークアイテムの優先度を設定するためのエクスプレッションを指定します。 このエクスプレッションは、ノード内のワークアイム毎に評価されます。
このパラメータは、 Work Item Priority が Custom Expression に設定されている場合にのみ利用可能です。
Examples ¶
example_top_filedecompress Example for File Decompress TOP node
このサンプルでは、TOP/PDGを使ってファイルを解凍する方法を説明しています。
See also |