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Since | 18.0 |
このノードは、特別なバージョンの Filter by Expressionです。 このノードを使用することで、指定した範囲内または範囲外のワークアイテムを絞り込むことができます。 他にも、フレーム値、インデックス、カスタム数値アトリビュートの値のどれかを使ってワークアイテムを合致させるのか選択することもできます。
TOP Attributes ¶
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float |
Set Range Attribute パラメータが有効になっていれば、このノードは、範囲値を各ワークアイテムのfloatアトリビュートに書き込み、 |
パラメータ ¶
Generate When
このノードがワークアイテムを生成するタイミングを決めます。 このノードがどの生成モードを必須にしているのか、もしくは、ワークアイテムを動的に生成させる必要があるのかどうか分からないのであれば、通常では、これを“Automatic”のままに設定してください。
All Upstream Items are Generated
このノードは、すべての入力ノードが自身のワークアイテムを生成した時にワークアイテムを生成します。
All Upstream Items are Cooked
このノードは、すべての入力ノードが自身のワークアイテムをクックした時にワークアイテムを生成します。
Each Upstream Item is Cooked
このノードは、入力ノード内のワークアイテムがクックされる度にワークアイテムを生成します。
Automatic
入力ノードの生成モードに基づいて生成モードが選択されます。 入力ノードのどれかがその入力のクック時にワークアイテムが生成されている場合、このノードには Each Upstream Item is Cooked が設定されます。 そうでない場合、 All Upstream Items are Generated が設定されます。
Operation
Remove Items in Filter Range
このノードは、 Filter Range 内に収まっているワークアイテムを破棄します。
Keep Items in Filter Range
このノードは、 Filter Range 内に収まっているワークアイテムを保持します。
Filter By
Filter Range と比較するワークアイテムアトリビュートを決めます。
Frame
このノードは、ワークアイテムの フレーム値 を使用して、そのワークアイテムがフレーム範囲に入っているかどうかを決めます。
Index
このノードは、ワークアイテムの インデックス値 を使用して、そのワークアイテムがインデックス範囲に入っているかどうかを決めます。
Custom Attribute
このノードは、 Custom Attribute パラメータで指定されたカスタムアトリビュートを使用して、そのワークアイテムがそのアトリビュート値の範囲に入っているかどうかを決めます。
Custom Attribute
ワークアイテムがアトリビュート値の範囲に入っているかどうかを決める際にこのノードが使用するカスタムアトリビュートの 名前 を指定します。 Filter Range は数値なので、ここで指定するカスタムアトリビュートの値も動作させるためには数値(浮動小数点または整数)である必要があります。
このパラメータは、 Filter By が Custom Attribute に設定されている場合にのみ利用可能です。
Specify Range As
フィルタリングの値の範囲の定義方法を決めます。
Value Range
開始値、終了値、ステップ値を使用して範囲を定義します。
Custom Range
値パターンを使用して範囲を定義します。 このパターンには、個別の範囲を複数含めることができますが、数値や範囲でしか構成することができません。
Value Range
Specify Range As が Value Range に設定されている場合、このパラメータは、範囲の開始値と終了値を定義します。 Inclusive トグルは、その開始値と終了値を範囲に含めるかどうかを決めます。
Custom Range
Specify Range As が Custom Range に設定されている場合、このパラメータには、値の範囲を定義した値パターンを設定することができます。 Inclusive トグルは、その開始値と終了値を範囲に含めるかどうかを決めます。
Inclusive
フィルター範囲の開始値と終了値を範囲に含めるかどうかを決めます。
Set Range Attribute
有効にすると、このノードは、範囲値を各ワークアイテムのfloatアトリビュートに書き込み、range
アトリビュートを各ワークアイテムに追加します。
このアトリビュートは、このノードを使ってROP Fetchノードからフレームのサブセットを選択する時に役立ちます。
バッチモードで動作させる他の下流のROP Fetchノードでは、バッチを作成する時にそのrange
アトリビュートも使用します。
そのため、フィルタリングされたワークアイテムをROP Fetchで使用する場合には、このパラメータを有効にしてください。
このパラメータは、 Operation が Keep Items in Filter Range に設定されている場合にのみ利用可能です。
Include Output Files
有効にすると、このノードは、フィルタリングされたワークアイテム上の出力ファイルリストを維持します。
Examples ¶
FilterByRange Example for Filter by Range TOP node
このサンプルでは、Filter by Rangeノードを使用して、フレーム範囲またはアトリビュート範囲でワークアイテムをフィルタリングする方法を説明しています。
See also |