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境界アイテム毎にパーティションが作成され、その境界アイテムと重なっているソースアイテムすべてをそのパーティションに含めます。 これは、Compiled Blockを使って各ソースアイテムと各境界アイテムを比較することで重複テストを行なっています。
デフォルトの内部のCompiled Blockは、重複テストを行なうために境界アイテムに対して境界ボックスを作成しています。 このテストは、他の外部のCompiled Blockを指定することで上書きすることができます。 そのCompiled Blockは、重複が存在していた場合に空っぽでないジオメトリを返さなければなりません。そのため、空っぽのジオメトリ結果は、重複なしを意味します。
Tip
$HH/help/files/pdg_examples/top_roadbuilder
のサンプルでは、このノードを使用して、入力の道路カーブと交差している地形タイル(s)を求める方法について説明しています。
パラメータ ¶
Bounding Geometry Parms ¶
交差テストを行なうためのジオメトリ境界を指定するコントロール。
Bounds Source
このノードが境界ジオメトリを読み込む方法を決めます。
Upstream Geometry
1番目の入力のワークアイテムから境界ジオメトリが取得されます。
Bounding Box
境界ジオメトリは独自に生成されたボックスになります。
Bounding Sphere
境界ジオメトリは独自に生成された球になります。
Invert Bounds
境界の内側の意味を逆にします。 これを有効にすると、境界領域内に完全に 含まれていない ソースジオメトリすべてがパーティションに含まれます。
Check Bounds Against
境界領域と比較されるソースジオメトリ内のエレメントを決めます。
このパラメータは、 Bounds Source が Bounding Box または Bounding Sphere に設定されている場合にのみ利用可能です。
Size
境界ボックスまたは境界球のX,Y,Zのサイズ。
Center
境界ボックスまたは境界球の中心点。
Include Partially Contained Entities
これを有効にすると、境界領域に完全に含まれていない要素はパーティションに含まれません。
Use Geometry As
交差テストを実行する際の上流のジオメトリの扱い方を決めます。 例えば、ソースジオメトリを境界ジオメトリを囲んだ境界領域と交差させるのか、境界ジオメトリ自体と直接交差させるのかを選択することができます。
Bounding Box
境界ジオメトリを囲んだ境界ボックスが交差テストに使用されます。
Bounding Sphere
境界ジオメトリを囲んだ境界球が交差テストに使用されます。
Bounding Object
ソースジオメトリを含んだ境界ジオメトリ自体が交差テストに使用されます。
Note
これは一般的に処理が重く、特に境界ジオメトリが複雑なほど重いです。
Bounding Volume
交差テストを実行する際に境界ジオメトリがボリュームとして解釈されます。
Orient Bounding Box
これを有効にすると、軸平行な境界ボックスの代わりに向きのある境界ボックスが使用されます。
このパラメータは、 Use Geometry As が __Bounding Box_ に設定されている場合にのみ利用可能です。
Iso Surface
ポイントがボリュームかどうかをチェックするようにアイソサーフェスパラメータを設定します。
このパラメータは、 Use Geometry As が Bounding Volume に設定されている場合にのみ利用可能です。
詳細は、/nodes/sop/groupcreate.html#isoを参照してください。
Geometry Source
ジオメトリの読み込み元を決めます。
SOP Node
現行HIPファイル内のSOPノードのパスを指定することができます。このTOPノードは、そのSOPノードをクックして、その出力ジオメトリを格納します。
Note
Evaluation Time パラメータを使用することで、タイムラインの別の時間でSOPノードをクックすることができます。
Upstream Output File(s)
入力のワークアイテムのoutput
アトリビュートからファイルパスを取得して、そのファイルをジオメトリとして読み込みます。
ファイルは File Tag パラメータを使ってフィルタリングすることができます。
同じタグで複数のファイルが見つかった場合、 Multiple Inputs パラメータでインポートするファイルを決めます。
例えば、これは、 File Pattern TOPノードを使ってジオメトリファイルを表現したワークアイテムを生成してからそれらのジオメトリをこのノードに読み込みたい時に役立ちます。
Upstream Geometry Attribute
入力のワークアイテムのアトリビュートからジオメトリデータを取得します。 例えば、これは、前のGeometry Import TOPノードで読み込まれたジオメトリデータが存在している時に役立ちます。
Custom File Path
File Path ファイルディレクトリに存在するファイルからジオメトリデータを読み込みます。
Pre-Process Geometry
ソースジオメトリを区分けする前にそのソースジオメトリを事前処理する方法を決めます。
Use Geometry As Is
ソースジオメトリに変更を加えず、そのまま境界領域と比較されます。
Convert to Bounds
境界領域と比較する前にソースジオメトリを境界ボックスに変換します。
Convert to Polygons
境界領域と比較する前にソースジオメトリをポリゴンに変換します。
SOP Path
クックするSOPノードのネットワークパス。例えば、/obj/geo1/output1
。
このパラメータは、 Geometry Source が SOP Node に設定されている場合にのみ利用可能です。
Evaluate with Work Item Attributes
SOPネットワークが(例えばWedgeを行なうために)@attribute
エクスプレッションを使ってワークアイテムから値をPullしている場合には、これを有効にしてください。
@attribute
エクスプレッションを使用した場合、このノードはワークアイテム毎に別々にSOPをクックする必要があります。
@attribute
エクスプレッションを使用 しなかった 場合、このノードはそのSOPを1度だけクックする必要があります。
このパラメータは、 Geometry Source が SOP Node に設定されている場合にのみ利用可能です。
File Tag
このファイルタグが付けられたファイルパスのみから読み込みます。例えば、file/geo
。
このパラメータは、 Geometry Source が Upstream Output File に設定されている場合にのみ利用可能です。
Load Geometry During Cook
有効にすると、ワークアイテム生成時ではなくて、各ワークアイテムがクックされる度にジオメトリを読み込みます。 これは、上流のワークアイテムがクックされた時に生成されたジオメトリを読み込みたい場合や読み込むジオメトリファイルが膨大にある場合に役立ちます。
このパラメータは、 Geometry Source が SOP Node に設定されている時は利用不可です。
Merge Operation
上流のワークアイテムがジオメトリソースを複数持っている場合の挙動を決めます。 Geometry Source パラメータが Upstream Output Files に設定されている場合、以下のオプションを使用してそれらのジオメトリファイルをマージすることができます。 同様に、 Geometry Source パラメータが Upstream Geometry Attribute に設定、且つ、 Attribute Name(s) パラメータにパターンが設定されている場合、そのジオメトリをマージするかどうか選択することができます。
Import First Geometry
最初の有効なジオメトリソースが取り込まれ、他のジオメトリソースは無視されます。
Import and Merge All Files
Geometry Source が Upstream Output Files に設定されている場合、合致したすべてのファイルがマージされ、1つのジオメトリとして取り込まれます。 Geometry Source が Upstream Geometry Attribute に設定、且つ、入力ワークアイテムがパーティションだった場合、そのパーティション内の各ワークアイテムのジオメトリがマージされて取り込まれます。
File Path
インポートするジオメトリファイルのファイルパス。
このパラメータは、 Geometry Source が Custom File Path に設定されている場合にのみ利用可能です。
Source Geometry Parms ¶
交差テストを行なうためのソースジオメトリ。
Geometry Source
ジオメトリの読み込み元を決めます。
SOP Node
現行HIPファイル内のSOPノードのパスを指定することができます。このTOPノードは、そのSOPノードをクックして、その出力ジオメトリを格納します。
Note
Evaluation Time パラメータを使用することで、タイムラインの別の時間でSOPノードをクックすることができます。
Upstream Output File(s)
入力のワークアイテムのoutput
アトリビュートからファイルパスを取得して、そのファイルをジオメトリとして読み込みます。
ファイルは File Tag パラメータを使ってフィルタリングすることができます。
同じタグで複数のファイルが見つかった場合、 Multiple Inputs パラメータでインポートするファイルを決めます。
例えば、これは、 File Pattern TOPノードを使ってジオメトリファイルを表現したワークアイテムを生成してからそれらのジオメトリをこのノードに読み込みたい時に役立ちます。
Upstream Geometry Attribute
入力のワークアイテムのアトリビュートからジオメトリデータを取得します。 例えば、これは、前のGeometry Import TOPノードで読み込まれたジオメトリデータが存在している時に役立ちます。
Custom File Path
File Path ファイルディレクトリに存在するファイルからジオメトリデータを読み込みます。
SOP Path
クックするSOPノードのネットワークパス。例えば、/obj/geo1/output1
。
このパラメータは、 Geometry Source が SOP Node に設定されている場合にのみ利用可能です。
Evaluate with Work Item Attributes
SOPネットワークが(例えばWedgeを行なうために)@attribute
エクスプレッションを使ってワークアイテムから値をPullしている場合には、これを有効にしてください。
@attribute
エクスプレッションを使用した場合、このノードはワークアイテム毎に別々にSOPをクックする必要があります。
@attribute
エクスプレッションを使用 しなかった 場合、このノードはそのSOPを1度だけクックする必要があります。
このパラメータは、 Geometry Source が SOP Node に設定されている場合にのみ利用可能です。
File Tag
このファイルタグが付けられたファイルパスのみから読み込みます。例えば、file/geo
。
このパラメータは、 Geometry Source が Upstream Output File に設定されている場合にのみ利用可能です。
Load Geometry During Cook
有効にすると、ワークアイテム生成時ではなくて、各ワークアイテムがクックされる度にジオメトリを読み込みます。 これは、上流のワークアイテムがクックされた時に生成されたジオメトリを読み込みたい場合や読み込むジオメトリファイルが膨大にある場合に役立ちます。
このパラメータは、 Geometry Source が SOP Node に設定されている時は利用不可です。
Merge Operation
上流のワークアイテムがジオメトリソースを複数持っている場合の挙動を決めます。 Geometry Source パラメータが Upstream Output Files に設定されている場合、以下のオプションを使用してそれらのジオメトリファイルをマージすることができます。 同様に、 Geometry Source パラメータが Upstream Geometry Attribute に設定、且つ、 Attribute Name(s) パラメータにパターンが設定されている場合、そのジオメトリをマージするかどうか選択することができます。
Import First Geometry
最初の有効なジオメトリソースが取り込まれ、他のジオメトリソースは無視されます。
Import and Merge All Files
Geometry Source が Upstream Output Files に設定されている場合、合致したすべてのファイルがマージされ、1つのジオメトリとして取り込まれます。 Geometry Source が Upstream Geometry Attribute に設定、且つ、入力ワークアイテムがパーティションだった場合、そのパーティション内の各ワークアイテムのジオメトリがマージされて取り込まれます。
File Path
インポートするジオメトリファイルのファイルパス。
このパラメータは、 Geometry Source が Custom File Path に設定されている場合にのみ利用可能です。
Compiled Block Parms ¶
これは、他のCompiled Blockを指定することで、デフォルトの交差テストを上書きすることができます。
Compiled Block
重複テストに使用するCompiled Block。 デフォルトのCompiled Blockは、境界アイテムに対して境界ボックスを使用します。 重複がなければ、Compiled Blockは空っぽでないジオメトリを返します。そのため、空っぽのジオメトリ結果は、重複なしを意味します。
Compiled Block Bounds
他のCompiled Blockをオーバーライドとして使用する場合、ここには、Block Begin CompileのInput Nameを指定します。それを使用することで、境界入力アイテムを次に進めることができます。
Compiled Block Source
他のCompiled Blockをオーバーライドとして使用する場合、ここには、Block Begin CompileのInput Nameを指定します。それを使用することで、ソース入力アイテムを次に進めることができます。
Examples ¶
PartitionByBounds Example for Partition by Bounds TOP node
このサンプルでは、Partition by Bounds TOPの使い方を説明しています。
See also |