Houdini 20.0 ノード TOPノード

OpenImageIO TOP node

画像に対してカラー空間の変換、カラーマッピング、サイズ変更、テキストのオーバーレイ、ボックスのオーバーレイなどの処理を実行するOpenImageIOのコマンドラインツールoiiotoolに簡単にアクセスすることができます。

On this page
Since 20.0

概要

このノードは、oiiotoolコマンドラインプログラムを使用して画像をオペレーションするワークアイテムを生成します。 Operation パラメータでは、画像を修正するための色々なオプションを選択することができます。

これによって、他のプログラムをインストールすることなく、強力なカラー空間オペレーションの機能を利用することができます。

How To

  1. 目的の入力ファイルパスと出力ファイルパスを選択します。

  2. Operation パラメータを使用して目的のオペレーションを選択します。そのオペレーション特有のオプションに関するパラメータが出現します。

  3. そのオペレーション特有のオプションと目的の出力画像の一般的なオプションの両方を設定します。

役立つ情報とメモ

  • Custom Command パラメータ内にカスタムコマンドを記述することで、oiiotoolオプションのフルセットにアクセスすることができます。 Note: これは入力ファイルと出力ファイルも上書きします。

  • Extra Operations を使用することで、oiiotoolの一部であるもののこのノードインターフェースには用意されていないオペレーションを追加することもできます。

  • 特定のoiiotoolのコピーにアクセスする必要がある場合、 Custom OpenImageIO Binary パラメータで、このノードで使用されるバイナリをオーバーライドすることができます。

hoiiotool

hoiiotoolは、OpenImageIOの oiiotool の亜種で、HoudiniバージョンのOpenImageIOにリンクされています。

hoiiotoolがサポートしているすべてのオプションと画像操作に関する詳細は、公式のOIIOページが非常に広範囲で、たくさんの例が掲載されています。 それらのレシピに従う時は、oiiotoolの代わりにhoiiotoolを使用してください。

Houdiniには、OpenImageIOバージョン2.3.14.0が同梱されています。

TOP Attributes

operation

integer

実行されるOpenImageIOオペレーション(None=0, Color Convert=1, Color Map=2, Resize=3, Text=4, Box=5, Mosaic=6)。

batchmode

integer

選択されているバッチモード。

cookwhen

integer

選択されている Cook Batch When 設定。

inputsort

integer

選択されている Sort Input Files By 設定。

inputsource

integer

選択されている Input Source 設定。

inputfiletag

string

オペレーションで使用される入力ファイルのファイルタグ

inputfilepath

string

オペレーションで使用される入力ファイルのファイルパス。

outputfile

file

オペレーションからの結果が入る出力ファイル。

enablecustomargs

integer

ワークアイテムジョブがユーザ指定のカスタム引数を使用するかどうかを示します。

customargs

string

Custom Arguments フィールドが有効な時にOpenImageIOコマンドを構築する際に使用されるユーザ指定のカスタム引数。

openimageiobinarytype

integer

OpenImageIOバイナリが検索される場所を示します。

customopenimageiobinary

string

OpenImageIO BinaryCustom Path に設定されている場合、そのOpenImageIOバイナリのファイルパス。

openimageiocommand

string

パラメータ設定に基づいてこのノードによって構築されたOpenImageIOコマンド。

パラメータ

Node

Work Items

Generate When

このノードがワークアイテムを生成するタイミングを決めます。 このノードがどの生成モードを必須にしているのか、もしくは、ワークアイテムを動的に生成させる必要があるのかどうか分からないのであれば、通常では、これを“Automatic”のままに設定してください。

All Upstream Items are Generated

このノードは、すべての入力ノードが自身のワークアイテムを生成した時にワークアイテムを生成します。

All Upstream Items are Cooked

このノードは、すべての入力ノードが自身のワークアイテムをクックした時にワークアイテムを生成します。

Each Upstream Item is Cooked

このノードは、入力ノード内のワークアイテムがクックされる度にワークアイテムを生成します。

Automatic

入力ノードの生成モードに基づいて生成モードが選択されます。 入力ノードのどれかがその入力のクック時にワークアイテムが生成されている場合、このノードには Each Upstream Item is Cooked が設定されます。 そうでない場合、 All Upstream Items are Generated が設定されます。

Cache Mode

ワークアイテムから目的のファイル結果がレポートされるように、プロセッサノードがそのワークアイテムを制御する方法を決めます。

Automatic

目的の結果ファイルがディスク上に存在すれば、そのワークアイテムはスケジュールに組まれずにクック済みとマークされます。 そのファイルが 存在しなければ 、そのワークアイテムは通常どおりにスケジュールに組まれます。 上流のワークアイテムの依存関係がクック中に新しいファイルを書き出す場合、このノード内のワークアイテムのキャッシュファイルもout-of-date(古い)としてマークされます。

Automatic (Ignore Upstream)

Automatic と同様ですが、上流のファイルの書き込みは、このノード内のワークアイテムのキャッシュファイルを 無効にしません 。 そして、このノードは自身のワークアイテムの出力ファイルのみをチェックします。

Read Files

目的の結果ファイルがディスク上に存在すれば、そのワークアイテムはスケジュールに組まれずにクック済みとマークされます。 そのファイルが存在しなければ、そのワークアイテムは失敗とマークされます。

Write Files

目的の結果ファイルがディスク上に存在していても、ワークアイテムが常にスケジュールに組まれ、その目的の結果ファイルを無視します。

Cook Type

このノード内のワークアイテムをクックする方法を決めます。 例えば、ワークアイテムをIn-Process、Out-of-Processのどちらでクックするのか、または、サービスを使用してクックするのか決めます。

Run on Service Block

このノード内のワークアイテムを、親のサービスブロックが存在すれば、そのサービスブロック上で実行させるかどうかを決めます。

Always

このノード上の他のサービス設定に関係なく、常にワークアイテムをブロックのサービス上で実行します。

Match

Service Name がブロックで使用されているサービス名にマッチした場合にのみ、ワークアイテムをそのブロックのサービス上で実行します。

Never

ワークアイテムをブロックのサービス上で実行しません。

Service Name

Cook TypeService に設定した場合、このパラメータを使用して、そのサービスの名前を指定します。 サービスの使用方法の詳細は、PDG Service Managerのドキュメントを参照してください。

Batch Mode

生成されるワークアイテムのバッチモードを决めます。

Off

バッチを実行しません。 各ワークアイテムは、個々のジョブとして投入されます。

All Items in One Batch

すべてのワークアイテムが単一バッチジョブとして投入され、1つのpythonセッションで実行されます。 これは、画像のバッチ処理(例えば、画像のフォルダに対してファイル変換を実行したい場合)に役立ちます。

Cook Batch When

ワークアイテムのバッチのスケジュールが組まれるタイミングを决めます。

All Items are Ready

バッチ内のすべてのワークアイテムのすべての依存関係の準備が整った時にのみバッチのスケジュールが組まれます。

First Item is Ready

最初のワークアイテムの依存関係の準備が整うとすぐにバッチのスケジューラが組まれます。 OpenImageIOジョブスクリプトは、ジョブの実行中にPDGと通信して、バッチ内の各ワークアイテムをクックする前に依存関係の状態をチェックします。 これによって、ネットワークのオーバーヘッドが少し増加し、ジョブとPDGの間で継続的な通信が必要になります。

Input

Input Source

入力ソースを指定します。

Upstream Output Files

File Tag パラメータで指定されたタグを持つ上流のワークアイテムの出力ファイルを入力ソースに設定します。

Custom File Path

File Path パラメータで指定されたファイルパスを入力ソースに設定します。

File Tag

入力ソースのファイルタグを指定します。

このパラメータは、 Input SourceUpstream Output Files に設定されている時にのみ利用可能です。

File Path

入力ファイルパスを指定します。

このパラメータは、 Input SourceCustom File Path に設定されている時にのみ利用可能です。

Sort Input Files By

入力ファイルの並べ替えの方法を選択します。

None

入力ファイルを並べ替えません。

Natural Filename

入力ファイル名に基づいた自然な並べ替え順を使用します。

Output

Output File Path

出力のファイルパスを指定します。 このパスのファイル拡張子が Input File Path と異なる場合、hoiiotoolはファイルフォーマットの変換を試みます。

File Tag

出力のファイルタグを指定します。

Main Operation

Operation

使用するOpenImageIOオペレーションを選択します。

None

何もしません。 これは、 Output File Path のファイル拡張子を変えて画像フォーマットを変換したい場合、または、 Extra Arguments を使用したいだけの場合に役立ちます。

Color Convert

画像をあるカラー空間から別のカラー空間に変換します。

Color Map

入力画像の輝度に基づいてRGBカラーマップを作成します。

Resize

画像のサイズを変更します。

Mosaic

グリッド内に複数の画像を並べてタイル化します。

Text and Shape

画像の上にテキストや形状を描画します。

Custom

OpenImageIOコマンドラインにカスタム文字列を追加します。

Color Convert

Input Color Space

入力画像の解析に使用されるカラー空間を指定します。

Output Color Space

結果の出力画像用に変換するカラー空間を指定します。

Color Config Source

Input Color SpaceOutput Color Space で利用可能なカラー空間を取得する際に使用されるOpenColorIO設定ファイルを選択します。

Houdini Configuration

Houdiniに同梱されているデフォルトの設定ファイル(例えば、$HFS/packages/ocio/cg-config-v1.0.0_aces-v1.3_ocio-v2.1.ocio)を使用します。 使用されるファイルパスは、hou.Color.ocio_configPathメソッドが返すパスと同じです。

Custom Path

Custom Config File パラメータで指定したパスを使用します。

Custom Config File

OpenColorIO設定ファイルのカスタムパスを指定します。

Color Map

Color Map

入力画像に適用するカラーマップを决めます。 ここには、カラーマップの名前、または、カラーマップ曲線を形成するカンマ区切りのRGB3成分のリスト(例:.25,.25,.25,0,.5,0,1,0,0)のどちらかを指定することができます。

Resize

Resize Type

画像のサイズを変更する方法を選択します。

Absolute (Pixels)

出力画像が指定した寸法になるように、入力画像のサイズを変更します。

Relative (Percent)

出力画像が入力画像の寸法の指定した割合でスケールされます。

Resize Width Pixels

結果の出力画像の幅(単位はピクセル)を指定します。

Resize Height Pixels

結果の出力画像の高さ(単位はピクセル)を指定します。

Resize Width Percent

結果の出力画像の幅を、入力画像の幅の割合で指定します。

Resize Height Pixels

結果の出力画像の高さを、入力画像の高さの割合で指定します。

Text

Position Type

オーバーレイテキストの位置指定に使用される単位を决めます。

Absolute (Pixels)

画像の左上コーナーを基準に、テキストの位置を絶対ピクセル値で指定します。

Relative (Percent)

画像の左上コーナーを基準に、テキストの位置を画像サイズの割合で指定します。

Position (Pixels)

テキストの位置をピクセルで指定します。 画像の左上が(0, 0)位置に相当します。 X位置を上げるとテキストは右側に移動します。 Y位置を上げるとテキストは下側に移動します。

Position (Percent)

テキストの位置を画像サイズの割合で指定します。 画像の左上が(0%, 0%)に相当します。 Xパーセントを上げるとテキストは右側に移動します。 Yパーセントを上げるとテキストは下側に移動します。

Text X-Align

指定した位置を基準にテキストのX整列を指定します。

Left

テキストの左側を X-Position で指定した位置に整列させます。

Center

テキストの中心を X-PositionY-Position で指定した位置に整列させます。

Text Y-Align

指定した位置を基準にテキストのY整列を指定します。

Base

テキストの基準線を Y-Position で指定した位置に整列させます。

Top

テキストの上辺を Y-Position で指定した位置に整列させます。

Bottom

テキストの下辺を Y-Position で指定した位置に整列させます。

Center

テキストの中心を Y-Position で指定した位置に整列させます。

Text Size

テキストのサイズを决めます。

Text Shadow Size

特定の背景でのテキストの見やすさを良くするために使用されるテキストを囲んだアウトラインのサイズを决めます。

Text Color

テキストのRGBAカラー値を指定します。

Text Font File

有効にすると、テキストオーバーレイに使用されるフォントファイルのパスを指定することができます。 対応しているファイルフォーマット: .ttf, .pfa, .pfb

ドロップダウンメニューには、Houdiniに同梱されている$HFS/houdini/fonts内のすべてのフォントファイルが表示されます。 Houdiniを使わない環境でクックする場合、Houdiniに依存せず、かつ、このノードをクックするコンピュータ上に存在するフォントファイルを指定する必要があります。

MacOSでは、oiiotoolはシステムフォントを見つけることができないので、このパラメータが無効になっていた場合、テキストのオーバーレイオペレーションは失敗します。

Text

画像の上にオーバーレイされるテキストを决めます。

Box

Position Type

オーバーレイボックスの位置を指定するのに使用される単位を决めます。

Absolute (Pixels)

オーバーレイボックスの位置を絶対ピクセル単位で指定することができます。

Relative (Percent)

オーバーレイボックスの位置を画像の幅と高さの相対的な割合で決めることができます。

X1-Position (Pixels)

ボックスの1番目のコーナーのX位置をピクセルで指定します。

Y1-Position (Pixels)

ボックスの1番目のコーナーのY位置をピクセルで指定します。

X2-Position (Pixels)

ボックスの2番目のコーナーのX位置をピクセルで指定します。

Y2-Position (Pixels)

ボックスの2番目のコーナーのY位置をピクセルで指定します。

X1-Position (Percent)

ボックスの1番目のコーナーのX位置を画像の幅の割合で指定します。

Y1-Position (Percent)

ボックスの1番目のコーナーのY位置を画像の幅の割合で指定します。

X2-Position (Percent)

ボックスの2番目のコーナーのX位置を画像の高さの割合で指定します。

Y2-Position (Percent)

ボックスの2番目のコーナーのY位置を画像の高さの割合で指定します。

Box Color

ボックスのRGBAカラー値を指定します。

Fill Box

有効にすると、ボックスが塗りつぶされます。 無効にすると、ボックスのアウトラインのみが描画されます。

Mosaic

Number of Tiles

モザイクでタイル化する画像の枚数を指定します。 1番目の値は幅、2番目の値は高さを决めます。

Tile Size

モザイクの各タイルのサイズをピクセルで指定します。 1番目の値は幅、2番目の値は高さを决めます。 各画像は、同じアスペクト比を維持しながら、少なくとも1つの寸法がタイルと一致するように拡大/縮小されます。

Padding

モザイクの各タイル間の黒い境界の幅をピクセルで决めます。 画像間の境界をはっきりさせたい時にこれを使用します。

Custom Operation

Custom Operation: #id: customoperation

OperationCustom Operation に設定されている時、このパラメータを使用することで、OpenImageIOコマンドラインに追加されるカスタム文字列を指定することができます。

Subimages

Enable Mipmap

出力に対してMipmapを有効にします。 このオプションは、特定のファイルフォーマット(例えば、.tif.exr)でのみサポートされています。

Subimages

oiiotoolが選択されたオペレーションを適用するサブ画像を决めます。

このオプションは、 Color ConvertColor MapBox のオペレーションでのみ利用可能です。

Default

最初のサブ画像にのみオペレーションを実行し、その最初のサブ画像のみを出力します。 Note: この挙動は、たいていの場合に当てはまりますが、すべてのオペレーションに当てはまるわけではありません。詳細はoiiotoolのドキュメントを参照してください。

All Subimages

すべてのサブ画像に対してオペレーションを実行し、すべてのサブ画像を出力します。

Specific Subimages

選択されたサブ画像にのみオペレーションを実行し、すべてのサブ画像を出力します。

Extra Operations

Extra Arguments

このマルチパラメータを使用することで、実行されるOpenImageIOコマンドラインに追加する引数を指定することができます。 これらの引数がオペレーションを示している場合、それらのオペレーションは上から下の順で実行されます。

hoiiotoolがサポートしているすべてのオプションと画像操作に関する詳細は、公式のOIIOページが非常に広範囲で、たくさんの例が掲載されています。 それらのレシピに従う時は、oiiotoolの代わりにhoiiotoolを使用してください。

Argument Name

追加の引数の名前を指定します。

Argument Source

追加の引数のソースを選択します。

No Value

引数は該当する値を受け取りません。

Attribute Name

引数には、 Attribute Name パラメータで指定された名前のアトリビュートの値が設定されます。

Custom Value

引数には、 Argument Value パラメータで指定されたカスタム値が設定されます。

Argument Modifiers

この追加引数に追加の修飾子を指定します。

Attribute Name

Argument SourceAttribute Name に設定されている場合、このパラメータは、使用するアトリビュートの名前を指定するのに使用されます。

Argument Value

Argument SourceCustom Value に設定されている場合、このパラメータは、引数の値を指定するのに使用されます。

OpenImageIO

Custom Command

このパラメータを使用することで、実行される完全なカスタムコマンドラインを構築することができます。

このパラメータを有効にすると、このノードで自動的に構築された引数セットの代わりに、ここで指定された独自の引数セットを使用してoiiotoolがコールされます。

hoiiotoolがサポートしているすべてのオプションと画像操作に関する詳細は、公式のOIIOページが非常に広範囲で、たくさんの例が掲載されています。 それらのレシピに従う時は、oiiotoolの代わりにhoiiotoolを使用してください。

Note: これは、自動的に構築されたすべての引数(入力ファイルと出力ファイルを指定した引数を含む)を上書きします。

OpenImageIO Binary

ジョブマシン上でOpenImageIOツールのバイナリを検索する方法を選択します。

hoiiotool

Houdiniに同梱されている$HB/hoiiotoolにあるhoiiotoolバイナリを使用してOpenImageIOを呼び出します。

Custom Path

Custom OpenImageIO Binary パラメータで指定されたファイルパスを使用してOpenImageIOを呼び出します。

Custom OpenImageIO Binary

OpenImageIO BinaryCustom Path に設定されている場合、ここにはoiiotool実行ファイルのパスの指定します。

Schedulers

TOP Scheduler Override

このパラメータは、このノードのTOPスケジューラを上書きします。

Schedule When

有効にすると、このパラメータを使用して、このノードのどのワークアイテムをスケジュールに組むのかを決めるエクスプレッションを指定することができます。 そのエクスプレッションが指定されたワークアイテムに対して0を返すと、そのワークアイテムはスケジューラに組まれずに、即座にクック済みとしてマークされます。 そのエクスプレッションが0以外の値を返すと、そのワークアイテムは従来どおりにスケジュールに組まれます。

Work Item Label

このノードがワークアイテムにどのようにラベルを付けるのかを決めます。 このパラメータによって、固有でないラベル文字列をワークアイテムに割り当てることができ、そのラベルを使用してアトリビュートパネル、タスクバー、スケジューラジョブ名のワークアイテムを区別することができます。

Use Default Label

このノード内のワークアイテムは、TOPネットワークからデフォルトのラベルを使用します。 デフォルトが設定されていない場合は、それらのワークアイテムにはラベルは付きません。

Inherit From Upstream Item

ワークアイテムは親ワークアイテムのラベルを継承します。

Custom Expression

ワークアイテム毎に評価される Label Expression カスタムエクスプレッションをワークアイテムのラベルに設定します。

Node Defines Label

ワークアイテムのラベルをこのノードの内部ロジックで定義します。

Label Expression

有効にすると、このパラメータを使用して、このノードで作成されたワークアイテムに独自のラベルを指定することができます。 このパラメータには、ワークアイテムアトリビュートの参照またはビルトインのプロパティを含めたエクスプレッションを使用することができます。 例えば、$OS: @pdg_frameは、フレーム値に基づいて各ワークアイテムのラベルを設定します。

Work Item Priority

このパラメータは、現行スケジューラがこのノード内のワークアイテムの優先度を設定する方法を決めます。

Inherit From Upstream Item

ワークアイテムは、親ワークアイテムの優先度を継承します。ワークアイテムに親ワークアイテムがなければ、その優先度は0に設定されます。

Custom Expression

ワークアイテムの優先度は、 Priority Expression の値に設定されます。

Node Defines Priority

ワークアイテムの優先度は、このノード自身の内部優先度計算に基づいて設定されます。

このオプションは、 Python Processor TOP, ROP Fetch TOP, ROP Output TOPのノードでのみ利用可能です。 これらのノードは、各自のノードロジックで実装された優先度設定スキームを定義しています。

Priority Expression

このパラメータには、ワークアイテムの優先度を設定するためのエクスプレッションを指定します。 このエクスプレッションは、ノード内のワークアイム毎に評価されます。

このパラメータは、 Work Item PriorityCustom Expression に設定されている場合にのみ利用可能です。

TOPノード

  • Attribute Array

    ワークアイテム上に配列アトリビュートを作成/変更します。

  • Attribute Copy

    あるブランチのワークアイテムのアトリビュートを他のブランチのワークアイテムにコピーします。

  • Attribute Create

    入力のワークアイテムすべてに対してアトリビュートを作成または設定します。

  • Attribute Delete

    ワークアイテムからアトリビュートを削除します。

  • Attribute Promote

    ワークアイテム、グローバルアトリビュート、出力ファイルとの間でアトリビュートとフィールドをコピーします。

  • Attribute Randomize

    ワークアイテム上にランダムに生成された整数/浮動小数点アトリビュートを作成します。

  • Attribute Reduce

    配列アトリビュート値を単一値に下げます。

  • Attribute Rename

    ワークアイテム上のアトリビュートの名前を変更します。

  • Attribute from File

    ファイルからアトリビュート値を解析して、そこからワークアイテムを生成します。

  • Attribute from String

    ファイル名などの文字列からアトリビュート値を解析します。

  • Block Begin Feedback

    For-Loop with Feedbackブロックを開始します。このブロック内のTOPノードは直列で実行され、オプションで入力のワークアイテム毎にループさせることができます。

  • Block End Feedback

    For-Loop with Feedbackブロックを終了します。このブロック内のTOPノードは直列で実行され、オプションで入力のワークアイテム毎にループさせることができます。

  • CSV Input

    CSVファイルのデータをワークアイテムのアトリビュートにコピーします。

  • CSV Output

    ワークアイテムのアトリビュートをCSVファイルに書き出します。

  • Deadline Scheduler

    Thinkbox社のDeadlineソフトウェア用PDGスケジューラ。

  • Download File

    1つ以上のURLからコンテンツをファイルにダウンロードします。

  • Environment Edit

    ワークアイテムのコマンドラインが実行する環境下で設定する変数を編集します。

  • Error

    条件が満たされた時に警告またはエラーを出します。

  • FFmpeg Encode Video

    静止画像シーケンスを動画に変換します。

  • FFmpeg Extract Images

    動画ファイルから静止画像シーケンスを抽出します。

  • File Compress

    ファイルをアーカイブに圧縮します。

  • File Copy

    実行時またはノードがファイルを生成した時に、ファイルをある場所から別の場所にコピーします。

  • File Decompress

    入力のワークアイテムで指定されたアーカイブファイルを個々のファイルに解凍します。

  • File Pattern

    特定のパターンに合致したファイルに基づいてワークアイテムを生成します。

  • File Range

    特定のファイルパターンに基づいたフレーム範囲からワークアイテムを生成します。

  • File Remove

    指定したパスのファイルを削除します。

  • File Rename

    ファイルを名前変更または移動させます。

  • Filter by Attribute

    上流のワークアイテムをアトリビュート名またはアトリビュート値でフィルタリングします。

  • Filter by Expression

    上流のワークアイテムを条件付きでフィルタリングします。

  • Filter by Range

    指定したフレーム内またはアトリビュート範囲内にある上流のワークアイテムを絞り込みます。

  • Filter by State

    上流のワークアイテムをその状態によってフィルタリングします。

  • Generic Generator

    アトリビュートなしでコマンドラインを実行するワークアイテムを生成します。

  • Geometry Import

    SOPまたはジオメトリファイルのポイントまたはプリミティブをワークアイテムアトリビュートまたは一時ファイルに読み込みます。

  • HDA Processor

    デジタルアセットをクックするワークアイテムを生成します。

  • HQueue Scheduler

    HQueueを使用してワークアイテムのスケジュールを組みます。

  • Houdini Block Begin

    Houdiniサービスブロックを開始します。

  • ImageMagick

    一括で画像変換、サイズ変更、画像モザイクなどのImageMagickの機能に簡単にアクセスすることができます。

  • In Process Scheduler

    In-Processワークアイテムのスケジューリングを制御します。

  • Invoke

    入力ジオメトリに対してコンパイルブロックを呼び出します。

  • JSON Input

    JSONファイルからデータを抽出してアトリビュートを作成します。

  • JSON Output

    JSON出力を生成する色々なオペレーションを実行します。

  • Labs Archive Project

    現行HIPファイルの依存関係を収集してアーカイブ(書庫)にするユーティリティTOP。

  • Labs Concatenate Text

    複数のテキストファイルを単一ファイルに結合します。

  • Labs Cut Geometry to Partitions

    入力ジオメトリを分割します。

  • Labs Data Diff

    様々なジオメトリ、テキスト、画像ファイルを比較します。

  • Labs Extract Image Metadata

    iinfoを使用して画像メタデータを抽出します。

  • Labs Extract Image Metadata

    画像からメタデータ(解像度、ビット深度、カラーモデルなど)を抽出します。

  • Labs File Cache Filter

    ファイルのキャッシュ化で使用されるワークアイテムを分割します。

  • Labs File Cache Partitioner

    ファイルキャッシュの範囲とWedge値に基づいてワークアイテムを分割/生成します。

  • Labs Filter by Value

    特定のアトリビュート値で1つ以上のワークアイテムをフィルタリングします。

  • Labs Filter by Value

    指定したアトリビュート値で複数のワークアイテムをフィルタリングします。

  • Labs Generate from Imageplanes

    画像内に見つかった画像平面に基づいてワークアイテムを生成します。

  • Labs Wedge

    アトリビュート値を可変させてワークアイテムを生成します。

  • Local Scheduler

    ローカルマシン上でワークアイテムのスケジュールを組みます。

  • Make Directory

    ディレクトリを作成します。

  • Maya Server Begin

    持続型Mayaコマンドサーバーを起動します。

  • Merge

    上流のすべてのワークアイテムを結合します。

  • Node Pattern

    マッチしたノードに基づいてワークアイテムを生成します。

  • Nuke Server Begin

    持続型Nukeコマンドサーバーを開始します。

  • Null

    何もしません。

  • OP Notify

    何かしらのTOPワークが完了したことを通知します。

  • OpenImageIO

    画像に対してカラー空間の変換、カラーマッピング、サイズ変更、テキストのオーバーレイ、ボックスのオーバーレイなどの処理を実行するOpenImageIOのコマンドラインツールoiiotoolに簡単にアクセスすることができます。

  • Output

    サブネット出力。

  • Partition by Attribute

    アトリビュートに基づいてワークアイテムを区分けします。

  • Partition by Bounds

    境界アイテムを使って、ソースアイテムを空間的に区分けします。

  • Partition by Combination

    ワークアイテムを2個毎、3個毎などに区分けします。

  • Partition by Comparison

    既存の比較を使ってワークアイテムを区分けします。

  • Partition by Expression

    エクスプレッションに基づいてワークアイテムを区分けします。

  • Partition by Frame

    フレームに基づいてワークアイテムを区分けします。

  • Partition by Index

    インデックスに基づいてワークアイテムを区分けします。

  • Partition by Iteration

    フィードバックループの反復に基づいてワークアイテムを区分けします。

  • Partition by Node

    ノードに基づいてワークアイテムを区分けします。

  • Partition by Range

    範囲に基づいてワークアイテムを区分けします。

  • Partition by Tile

    軸に平行な境界ボックスを使ってワークアイテムを空間的に区分けします。

  • Perforce

    PDG経由でPerforceコマンドを実行します。

  • Python Block Begin

    Pythonサービスブロックを開始します。

  • Python Partitioner

    Pythonスクリプトを使ってワークアイテムを区分けします。

  • Python Processor

    Pythonスクリプトを使ってワークアイテムを生成します。

  • Python Scheduler

    Pythonベースでプログラミング可能なPDG用スケジューラ。

  • Python Script

    Pythonスクリプトを実行するワークアイテムを生成します。

  • Python Virtual Environment

    TOPsを使用してPython仮想環境を作成します。

  • ROP Alembic Output

    埋め込まれたROP Alembic ROPノードをクックするワークアイテムを生成します。

  • ROP Composite Output

    埋め込まれたComposite ROPノードをクックするワークアイテムを生成します。

  • ROP FBX Output

    埋め込まれたFBX ROPノードをクックするワークアイテムを生成します。

  • ROP Fetch

    ROPノードまたはROPネットワークをクックするワークアイテムを生成します。

  • ROP Geometry Output

    埋め込まれたGeometry ROPノードをクックするワークアイテムを生成します。

  • ROP Karma Render

    埋め込まれたKarma ROPノードをクックするワークアイテムを生成します。

  • ROP Mantra Render

    埋め込まれたMantra ROPノードをクックするワークアイテムを生成します。

  • ROP OpenGL Render

    埋め込まれたOpenGL ROPノードをクックするワークアイテムを生成します。

  • ROP USD Output

    組み込まれたUSD ROPノードをクックするワークアイテムを作成します。

  • Range Extend

    上流のワークアイテムのフレーム範囲を広げて、必要に応じて新しいワークアイテムを追加します。

  • Range Generate

    指定した範囲のワークアイテムを生成します。

  • Remote Graph

    リモートで実行されているTOPグラフに接続して、そのグラフのノードを表示します。

  • Render IFD

    Mantraを使ってIFDファイルをレンダリングするワークアイテムを生成します。

  • SQL Input

    SQLクエリの作成と行毎にワークアイテムを生成する入力ノードです。

  • SQL Output

    SQL INSERTクエリを生成する出力ノードです。

  • Send Email

    電子メールを送信します。

  • Service Block End

    サービスブロックを終了します。

  • Service Block Send

    実行させたいコードをサービスブロックに送信します。

  • Service Create

    PDGサービスを作成します。

  • Service Delete

    PDGサービスを削除します。

  • Service Reset

    PDGサービスをリセットします。

  • Service Start

    PDGサービスを起動します。

  • Service Stop

    PDGサービスを停止します。

  • ShotGrid Create

    ShotGridエンティティを作成します。

  • ShotGrid Delete

    ShotGridからエンティティを削除します。

  • ShotGrid Download

    ShotGridからAttachmentをダウンロードします。

  • ShotGrid Find

    ShotGridエンティティを検索します。

  • ShotGrid Server Begin

    持続型ShotGridコマンドサーバーを起動します。

  • Shotgun Update

    Shotgunエンティティを更新します。

  • Shotgun Upload

    Shotgunにファイルをアップロードします。

  • Sort

    アトリビュートのリストからワークアイテムを並べ替えます。

  • Split

    上流のワークアイテムを2つのグループに分けます。

  • Split by Count

    指定した数で上流のワークアイテムを2つに分割します。

  • Subnetwork

    TOPノード用コンテナ。

  • Switch

    ネットワーク分岐を切り替えます。

  • TOP Fetch

    他のTOPネットワークをクックします。

  • TOP Fetch Input

    TOP Fetchで取得したネットワークの入力。

  • Text Output

    テキストを新しいファイルに書き出したり、既存ファイルに書き足します。

  • Tractor Scheduler

    PixarのTractorを使ってワークアイテムのスケジュールを組みます。

  • URL Request

    URLからデータを要求するワークアイテムを作成します。

  • USD Add Assets to Gallery

    USDアセットをAsset Galleryに追加します。

  • USD Analyze

    LOPノードまたはファイルからメタデータ、依存関係、外部参照を取得します。

  • USD Import Data

    USDステージで見つかったPrimsからワークアイテムを生成します。

  • USD Import Files

    USDステージで見つかったファイル参照からワークアイテムを作成します。

  • USD Modify Paths

    アセットパスアトリビュート値を修正します。

  • USD Render Files

    USDファイルを書き出すワークアイテムを作成します。

  • USD Render Scene

    USDファイルまたはLOPネットワークをレンダリングするワークアイテムを生成します。

  • Wait for All

    上流のワークアイテムすべてが完了するのを待ちます。

  • Wedge

    アトリビュート値を色々と変えながらワークアイテムを生成します。

  • Work Item Expand

    ファイルリストまたはパーティションを複数のワークアイテムに展開します。

  • Work Item Import

    .jsonファイルまたは他のTOPノードからワークアイテムを取り込みます。

  • Xml Input

    XMLファイルからデータをワークアイテムアトリビュートに抽出します。