Archive Project TOPノードは、外部の依存関係のすべて、そうでなくてもほとんどの収集を試みます。 基本的にリストから外部の依存関係を簡単に選り好みで取得することができます。
さらに、これは更新されたファイルパスを反映するためにターゲットパラメータを変更し、ファイル、シーンのメタデータ、環境情報のレポートを生成します。
Note
Archive Projectは、ファイル依存関係を次のような(標準のHoudiniプロジェクトの構造と同様の)ファイル/フォルダ構造にコピーします: archive_destination/project_name/asset_type/parent_node_name/file_name
パラメータ ¶
Archival ¶
Scan HIP for Dependencies
シーンファイルを走査して、すべての依存関係を収集します。
このボタンを押すと、以下の Assets List メニューにリストが追加されます。 そのリストで、現行hipファイルに関連付けられているアセットを確認して編集して、それらのアセットをアーカイブにする準備をすることができます。
Archive
アーカイブ処理を実行します。
収集されたすべてのアセットをコピーします。 Assets メニューで、アーカイブされるアセットに関する情報を確認することができます。
Note
Archiveボタンがグレーアウトしている場合、一部の内部依存関係を更新する必要があります。 それと同時に Refresh List ボタンが有効になります。 Refresh List ボタンを押すと、依存関係が更新され、 Archive ボタンが再び有効になります。
Generate Report
有効にすると、依存関係の説明が含まれたJSONファイルが生成されます。
Location ¶
Project Name
アーカイブ先の親フォルダの名前。通常では、これはプロジェクトの名前になります。
Archive Destination
ファイルを収集するディスク上の場所。
Files ¶
Estimated Archive Size
おおよそのアーカイブサイズ。
Assets to Scan ¶
Alembics
Alembicを走査します。
USDs
USDリファレンスを走査します。
Geometry
Houdiniジオメトリを走査します。
Image/Textures
画像とテクスチャを走査します。
HDAs
HDAsとOTLsを走査します。
Misc(Any)
標準のHoudiniファイルでない他の依存関係を走査します。
Additional Scan Configuration ¶
Ignore Sequences
走査が$F*
シーケンスの依存関係を無視します。
これは単一フレーム参照のみが必要でフルシーケンスキャッシュが不要な場合に役立ちます。
Ignore Extensions
走査がExtension Listに含まれた拡張子を無視します。このリストはスペースで区切る必要があります。
例えば、.json .py .exrです。
Extension List
拡張子をスペースで区切ったリスト。
Ignore @attrib
calls
走査が@pdg_attrib
コールを無視します。
これによって、望ましくないPDGアトリビュートが走査を邪魔しないようにすることができます。 PDGアトリビュートをアーカイブの対象として考慮するには、そのアトリビュートが評価される必要があります。
Assets ¶
Refresh List
アセットリストと内部スクリプトを更新します。
特定のパラメータが変更された時にその新しい変更を反映させるには、いくつかの内部依存関係と一緒にアセットのリストを更新する必要があります。 (すべてのアクションが一連のプロセスを発動しないように)最適化できるように、更新はこのボタンに関連付けられた手動操作になっています。
Tip
このボタンは、内部更新の必要性を検出すると自動的に有効になります。 それと同時に、内部更新が実行されるまで動作しないように Archive ボタンも無効になります。
Edit List
確認と編集がしたい Asset List を収集するオプションを有効にします。
Asset List ¶
Parameter
アセットのパスを収納したパラメータ。
File Path
ディスク上のアセットのパス。
Type
Type of the asset.
Size
アセットの推定ファイルサイズ。
Configure Archive ¶
Reporting ¶
Report File Name
アーカイブの概要を格納するJSONファイルの名前。
Generate Report Only
リファレンスを収集してレポートを生成します。
Note
この名前が示すように、レポート のみ を生成します。
Archiveタブのすべてのオプションをスキップし、ファイル依存関係と(以下のオプションの)他のメタデータのレポートを生成します。
Include Assets
アセットのリストのレポートを含めます。
Include HIP Metadata
現行HIPファイルのメタデータのレポートを含めます。
Note
HIPメタデータには、Houdiniのビルドとバージョン、OSビルド、hipファイルを変更した日付などが含まれます。
Include Environment
Houdini環境変数のレポートを含めます。パッケージも含みます。
Add Note
ユーザ定義のメモをレポートに追加します。
Archive Subpath ¶
収集されたアセットのコピー先のパスを変更することができます。
Update Paths
以下のオプションの変更を反映させるために内部的にパスを更新します。
Alembics
Alembicのパス。
USDs
USDリファレンスのパス。
Geometry
Houdiniジオメトリのパス。
Image/Textures
画像とテクスチャのパス。
HDAs
HDAsとOTLsのパス。
Misc(Any)
その他のファイルのパス。
Advanced ¶
Change Parameter Paths on Archived HIP file
有効にすると、依存関係の新しいパスが反映されるようにパラメータを変更します。
このスクリプトは、すべてのファイルパスが$HIPを基準とするように試みます。 これによって、ファイルをアーカイブしてシーンを他のシステムまたは他のファイル場所で再度開いても不明な依存関係が発生しないようにすることができます。
Tip
Archive Projectは標準のTOPノードとして動作し、このノードを動作させるのに Scan HIP for Dependencies ボタンと Archive ボタンを使用する必要はありません。 しかし、これらのメソッドはユーザが Asset List メニューやこのノードのUIに関係したちょっとしたユーティリティ表示情報を取得して選択することができるようにしたい場合に必要となります。 ノードを 右クリック ▸ Generate Node を選択することで、素のままのArchive Project TOPの動作を確認することができます。