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このノードは、ワークアイテムのアトリビュートとResult DataからCSVファイルを生成することができます。 Data Queries(データ照会)を追加することで、出力するCSVファイルに書き出したいワークアイテムのデータを指定することができます。
通常では、上流アイテム内のワークアイテム毎に1行が書き出されます。 例えば、このノードの上流のアイテムが1個しかない場合には、1行のみがCSVファイルに書き出されます。 このノードの上流に10個のワークアイテムを含んだパーティションが存在すれば、10行だけCSVファイルに書き出されます。 Multiple Values per Query を Add Rows に設定すると、指定したアイテムに対して複数の行が生成されます。
これと反対のノード(CSVファイルの行からワークアイテムを生成する)がCSV Inputノードです。
パラメータ ¶
Generate When
このノードがワークアイテムを生成するタイミングを決めます。 このノードがどの生成モードを必須にしているのか、もしくは、ワークアイテムを動的に生成させる必要があるのかどうか分からないのであれば、通常では、これを“Automatic”のままに設定してください。
All Upstream Items are Generated
このノードは、すべての入力ノードが自身のワークアイテムを生成した時にワークアイテムを生成します。
All Upstream Items are Cooked
このノードは、すべての入力ノードが自身のワークアイテムをクックした時にワークアイテムを生成します。
Each Upstream Item is Cooked
このノードは、入力ノード内のワークアイテムがクックされる度にワークアイテムを生成します。
Automatic
入力ノードの生成モードに基づいて生成モードが選択されます。 入力ノードのどれかがその入力のクック時にワークアイテムが生成されている場合、このノードには Each Upstream Item is Cooked が設定されます。 そうでない場合、 All Upstream Items are Generated が設定されます。
File ¶
CSV File
CSVファイルの出力パスを指定します。
File Tag
その結果のファイルタグを指定します。
Format ¶
Quoting
列の値に引用符を付ける方法を指定します。 CSVの慣例では、任意で値を引用符で閉じることができます。 列の値に引用符、行区切り文字、列区切り文字が含まれている場合には、その値を引用符で閉じる必要があります。 しかし、一部のソフトウェアでは多少なりともこの引用符で閉じる操作が必要です。
Minimal
列の値に引用符、行区切り文字、列区切り文字が含まれている場合にのみ、その値を引用符で閉じます。
Non Numeric
数値以外のすべての値(文字列)を引用符で閉じます。これがデフォルトです。
All
すべての値を引用符で閉じます。
None
値を引用符で閉じません。とはいえ、引用符、行区切り文字、列区切り文字は引用符文字でエスケープされます。
Column Delimiter
有効な時、ここにはファイル内の列を区切る際に使用する文字を指定します。 通常では、ここにはカンマまたはタブの文字を指定します。
Write Header
このノードがヘッダをCSVファイルに書き出すかどうかを指定します。 これを有効にすると、ヘッダ行がCSVファイルに書き出されます。各ヘッダは、アトリビュートまたはResult Dataタグの名前です。
Data ¶
Attributes to Write
CSVファイルに書き出すアトリビュートの指定方法を選択します。
By Data Queries
これを選択すると、 Data Queries マルチパラメータでワークアイテムアトリビュートを指定することができます。 このマルチパラメータの順番がファイル内の列の順番になります。
By Column Attribute
これを選択すると、CSVに書き出すアトリビュートの名前が含まれたワークアイテムアトリビュートを指定することができます。 このワークアイテムアトリビュートは、ワークアイテム上のアトリビュートの名前を含んだ文字列型の配列アトリビュートである必要があります。 この名前の順番がファイル内の列の順番になります。
By Attribute Pattern
これを選択すると、アトリビュートパターンを使用してワークアイテムアトリビュートを指定することができます。
Missing Attribute
このノードによるワークアイテム上で見つからなかったアトリビュートの扱い方を決めます。
None
見つからなかったアトリビュートを無視します。
Report Error
見つからなかったアトリビュートは、このノードでエラーを出し、ワークアイテムの生成を失敗します。
Report Warning
見つからなかったアトリビュートは、このノードで警告を出し、ワークアイテムの生成を継続します。
When Multiple Values
指定したクエリで見つかった値が複数存在した場合(例えば、クエリに“file/geo”を指定すると複数の結果が返されます)、それらの値を書き出す方法を指定します。
Add Rows
戻り値毎に追加で行を書き出します。
Add Columns
各値を新しい列として書き出します。
Column Attribute
Attributes to Write を By Column Attribute に設定した場合、このパラメータには、CSVファイルに書き出すアトリビュートのリストを含んだワークアイテムアトリビュートの名前を指定します。
Attribute Pattern
Attributes to Write を By Attribute Pattern に設定した場合、このパラメータには、CSVファイルに書き出すアトリビュートを決めるのに使用するアトリビュートパターンを指定します。
Attribute Name / Tag
このパラメータは、上流アイテムに対して実行される実際のクエリ(照会)です。 ここには、アトリビュート名またはファイルタグのどちらかを指定することができます。
マルチパラメータリスト内のこのパラメータの位置は、データの書き出し先の列を決定します。
Examples ¶
WriteCSV Example for CSV Output TOP node
このサンプルでは、PDGワークアイテムのアトリビュートからCSVファイルを作成する方法を説明しています。
See also |