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bonealigncapture [-b | -c] bone_objects
キャプチャーまたはボーンとそのキャプチャー領域のアニメーションパラメータのどれかを設定します。
デフォルトの使用方法(-c
パラメータなし)は、キャプチャー領域を使ってアニメーション(変形)領域を揃えます。
アニメーションボーンセットアップのキャプチャー領域をリセットして、キャプチャーセットアップのキャプチャー領域に合わせます。
ボーンの位置や方向を変更したことが原因で発生したキャプチャーされたジオメトリ(スキン)の歪みをクリアします。
このコマンドは、リグを組む工程で役に立ちます。ジオメトリがキャプチャーされた後は、ボーンの位置の変更は、アニメーションと見なされます。 しかし、リグを組む工程では、ジョイントは、位置が変わり、アニメーションを良くするために調整することがよくあります。 ジョイントの位置を変更することで、キャプチャーされたジオメトリが理想ではない形で変形してしまいます。 ジオメトリの変形をリセットするためには、位置や向きを修正したボーンに対して、このコマンドを実行します。
オプション ¶
-b
アニメーションをキャプチャポーズに揃えるために、ボーントランスフォームをキャプチャポーズに合わせます。 オプションを指定しなかった場合、このコマンドは、ボーン内部のCapture Regionノードの Rig Adjustment パラメータを変更することで、同じ整列を行ないます。
-c
ボーンとそのキャプチャー領域のキャプチャーパラメータを設定することで、現在のキャプチャーなし(アニメーションや変形)の領域の位置でキャプチャー領域が揃えられます。 このオプションを指定しなかった場合、コマンドは、アニメーションポーズとキャプチャーポーズを揃えます。
Examples ¶
bonealigncapture /obj/bone1 /obj/bone2
bone1とbone2が動いた後に、キャプチャーされたオブジェクトの歪みをリセットします。
bonealigncapture /obj/bone_chain*
キャプチャー領域をキャプチャー構成にリセットします(全体のボーンチェーン用)。
bonealigncapture -c /obj/chain_bone*
チェーン内のボーンすべてのキャプチャーパラメータを、それに相当するアニメーションセットアップに合うように設定します。
bonealigncapture -c *bone*
すべてのボーンのキャプチャーパラメータを設定します(例えば、新しいキャプチャーシステムを使用するために、古いhipファイルのキャプチャーパラメータを更新します)。