dopdatahint [-t child_data_type|-n child_data_name] [-m max_children] parent_data_type
dopdatahint -d
dopdatahint
ダイナミクス(DOP)ネットワークを構築する時、予期しない方法でデータを使用するデータ階層を作成することができます。 それが意図したものであれば悪くありませんが、通常ではないデータの組み合わせは、間違いをよく起こします。 (つまり、どこかにデータを追加したつもりが、ある場所にデータを追加してしまっていたという場合があります)。
dopdatahint
コマンドは、シミュレーションで理解しやすい階層接続をしたライブラリ(“data hints”)を構築することができます。
Houdiniがこの情報を一度持ってしまえば、表示するデータ入力の数とDOPノードタイルの入力のラベルの付け方、さらにはネットワークの有効化する方法を決めることができ、
Provide data hints オプションをオンにすると、間違いが起きる可能性をフラグ化することができます。
Note
Houdiniが起動した時、$HFS/houdini/scripts/dophints.cmdからデフォルトの“data hints”を読み込みます。
-t
や-n
オプションを使えば、親のタイプで有効な子のタイプ/名前を指定することができます。
また、-m
オプションを使えば、指定したタイプ/名前の子の最大数を指定することもできます。
Tip
dopdatatypesを使えば、有効なDOP関係のデータタイプのリストをプリントすることができます。
引数なしのdopdatahint
は、“data hints”の現在のリストをプリントします。
dopdatahint -d
は、既存の“data hints”をすべて削除します。
オプション ¶
-t child_data_type
Houdiniにchild_data_typeがparent_data_typeで有効な子のタイプであることを知らせます。
-n child_data_name
Houdiniにchild_data_nameがparent_data_typeで有効な子であることを知らせます。
-m max_children
Houdiniにparent_data_typeの子として-t
や-n
で指定したデータタイプをこの数までのみ許可するように知らせます。
-m
オプションを省略すると、Hoduiniは、指定したタイプ/名前の数を制限しません。