viewrotovideo [options] viewtype viewports/view-memories
ロトスコープや参照の用途でビューポートの背景に動画を貼り付けることができます。 このコマンドは、背景動画の表示に関するカラー空間、再生開始フレーム、フレームレート、再生速度を設定します。
表示、品質、フィルタリングのオプションを設定するには、viewbackgroundを使用します。
動画ファイル自体、背景動画のスケールと位置を設定するには、動画ファイルをファイル名としてviewbackgroundを使用します。
ビューポートタイプ毎にいくつかのロトスコープ系パラメータを指定することができます。
viewtypeは、persp
, cam
, top
, front
, right
, bottom
, back
, left
のどれかでなければなりません。
カメラオブジェクト視点の時はcam
設定を使用します。
カメラを使わないフリービューではpersp
設定を使用します。
他のビュータイプは、様々な固定軸正投影ビューを指します。
Note
背景動画はUVビューポートではサポートされていません。
何もオプションを使用しなかった場合、このコマンドは、あなたが指定したビューポート/ビューメモリの現行値をプリントします。
オプション ¶
-s start_frame
表示する動画の開始フレーム。
-e end_frame
表示する動画の終了フレーム。
-S playback_start
動画の再生を開始するフレーム。
-p playback_speed
動画の再生速度を設定する乗数。
-f frame_rate
ソース動画のフレームレートを上書きします。
-c color_space
動画フレームのデコードに使用されるカラー空間を設定します。
コマンドからビューアとビューポートを参照する方法 ¶
ビューアは、“desk.pane.type”という書式の名前を持っています:
-
desk = ビューアペインを含むデスクの名前。
-
pane = ビューアペインの名前。
-
type = ペインの内容に応じて“world”、“particle”、“texture”。
すべてのビューアのリストを見るには、“viewls -n”を使います。ビューア関連のコマンドのほとんどでは、同時に2つ以上のビューアを指定することができ、ビューア名にワイルドカードを使用することができます。
ビューアは4つのビューポート(例えば、top、left、front、perspective)に分割することができます。ビューポートは、“desk.pane.type.viewport”という書式の名前を持っています:
-
desk = ビューアペインを含むデスクの名前。
-
pane = ビューアペインの名前。
-
type = ペインの内容に応じて“world”、“particle”、“texture”。
-
viewport = ビューアペイン内のビューポートの名前。ビューポートのディスプレイオプションエディタのビューポートの名前を変更することができます。すべてのビューポートをリストするには、“viewls -n -v”(各ビューポートが存在するビューアが何か表示するには、“viewls -v”を使用)を使用します。
ビューポート関連コマンドのほとんどでは、同時に2つ以上のビューアを指定することができ、ビューア名にワイルドカードを使用することができます。ビューアの名前を使ってビューア内のすべてのビューポートを参照することができます。例えば、"viewcamera -c cam1 Build.panetab1.world.persp1 Build.panetab1.world.top1 ..."
の代わりに"viewcamera -c cam1 Build.panetab1.world.*"
または"viewcamera -c cam1 Build.panetab1.world"
を使用することができます。
ビューポート関連コマンドのほとんどは、ビューポートだけでなくビューメモリでも動作します。ビューメモリは、"desk.pane.type:memory"
の形式を持ち、memoryは1から9の番号または名前です。最初の3つのコンポーネント(desk name、pane name、type)にはワイルドカードを使うことができます。ビューメモリすべてをリストするには、viewls -n -l
を使用してください。
viewlayout
コマンドは、ビューアペインのビューポートの数とレイアウトを設定します。