imgdispopt [options]
MPlayとCOPの画像ビューアディスプレイオプションは、すべてのビューアでグローバルです。 このコマンドでは、それらのオプションを設定することができます。
オプション ¶
-m mem
ビューアのメモリ使用量をmemMbに設定します。この値を多く割り当てることで、多くの画像をキャッシュ化できるので、再生を高速化することができます。
-P on|off
レンダリング時にポップウィンドウを表示します。オンにすれば、MPlayウィンドウが、新しい画像をレンダリングする時に、他のウィンドウよりも前面に表示されます。
-M on|off
Mipmap画像。オンなら、画像をズームアウトしたときにmipmapが行なわれます。 これは、画像を若干ぼかすことで、レンダリングのチラツキを減らします。
-A on|off
Fast Aspect Ratio。オンなら、ハードウェアを使って画像をアスペクト比で水平にスケールします。 しかし、場合によっては、これによって目立ったスケーリングのチラツキが起こる可能性があります。 オフにすれば、画像がより適したボックスフィルターを使ってソフトウェアでスケールします。 これによってチラツキが減少しますが、若干遅くなります。 このオプションは、画像を1以外のピクセルアスペクト比で表示する場合にのみ役に立ちます。
-g gamma
デフォルトのビューポートガンマを設定します。これは、ユーザが'reset gamma'を押した時に設定されるガンマ値です。
-G gamma_scope
ガンマを適用する平面を決めます。通常では、カラー(C)平面を指定します。
-B bg_gamma
背景色に適用するガンマ値を設定します。
-v single|split
ビューポートレイアウトをsingleまたはsplit modeでセットアップします。single modeでは、表示しているソースの数に関係なく1つのビューポートが表示されます。 そして、ビューポート下部にある細長い帯では、それらのモードの迅速なトグルが可能です。 split modeでは、最大ビューポートレイアウト数を上限に、ソース毎に1つのビューポートが使われます(以下参照)。
-V cols rows
ビューポートレイアウトを分割ビューポートモードに設定します。どちらの方向も、最大レイアウト数は4です。
-d h|v
split modeの優先レイアウト方向を設定します。'h'(水平)に設定すれば、新しい行を追加する前に、水平方向にビューポートを増やします。 'v'(垂直)に設定すれば、新しい列を追加する前に垂直に新しいビューポートが追加されます。
-a on|off
通常では、ビューポートは必要なときにのみ表示されます。 このオプションをオンにすれば、ビューポートが埋まっているかどうかに関係なく、-Vで指定したフルビューポートレイアウトが常に表示されます。
-i info
ビューポートラベル情報レベルを設定します。最小値が0(名前のみ)、3がフル画像の詳細。1と2は、画像の詳細の中間レベルに相当します。
-b r g b
ビューポートの背景色を設定します。
-o guide_file
画像の前面に描画するベクトルガイドファイルを設定します。
-h on|off
ハンドルのアルファブレンドをオン/オフします。
-H on|off
ハンドルのアンチエイリアスをオン/オフします。
-c r g b
デフォルトのハンドルカラーを設定します。
-C r g b
位置を決める(ハイライトされる)ハンドルのカラーを設定します。
-S r g b
選択したハンドルのカラーを設定します。
-R radius
ハンドルピックの半径を設定します(デフォルトは6ピクセル)。
-F d|dc|c
ビューポートのfollow modeをDisplay Only (d)、Display Image/Current node state (dc)、Current node only (c)に設定します。
-D lut_file
すべてのビューアに対してデフォルトのdisplay LUTを設定します。
-I lut_file
すべてのビューアに対してinspection LUTを設定します。inspectウィンドウでは、'lut'のエントリーがLUTを使って逆のルックアップを表示するので、(元のCineon番号を参照するために)Cineon画像で役に立ちます。 3D LUTはinspection LUTとして使うことができません。
-f bg_image
背景画像(または画像シーケンス)を設定します。
-s on|off
背景画像サイズの上書きをオン/オフします。オンなら、-rフラグで背景画像を表示するサイズを指定します。
-r xres yres
背景画像のスケールサイズを指定します。'-s on'も指定した場合のみ有効です。
-p on|off
乗算前の前景画像。オンなら、これは前景画像が既に乗算前の画像であり、アルファ乗算が不要であることを意味します。 オフなら、画像のブレンドは、前景画像をそのアルファで乗算します。
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