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treechooser [-r] [-s selected] [-t title] [-h help] choice1 choice2 ...
treechooserコマンドは、ツリー形式のグラフィカルインターフェースを使って、文字列のリストを表示します。 選択した項目は、パスコンポーネントをスラッシュで区分けしたパス名として解釈されます。 オプションで、選択ツリーの挙動をカスタマイズすることができます。
明示的に指定した選択項目のみが選択可能です。
オプション ¶
-b
ブランチの選択を可能にします。
このオプションを指定しなかった場合、引数で指定したそのままのパスのみが選択されます。 このオプションを指定した場合、ブランチを選択すると、そのブランチ下の子すべてが選択されます。
-c
子とその祖先の選択を許可します。
-r
ラジオ(1つしか選択できないようにします)。
このオプションを指定しなかった場合、コマンドは、複数選択をスペース区切りのリストとして返します。
-t
選択ウィンドウのタイトル。
-h
ユーザに表示するヘルプ文字列(非グラフィカルモードのみ)。
-s
ツリーの初期選択ノードを指定します。このオプションには、スペース区切りで選択項目のリストを指定します。
Examples ¶
treechooser -t "Pick Some Objects" \ -s "/obj/geo1 /obj/subnet1/geo1" \ "/obj/geo1" \ "/obj/geo2" \ "/obj/subnet1/geo1" \ "/obj/subnet1/geo2" \ "/obj/subnet1/geo3" \
/obj/geo1
と/obj/subnet1/geo1
を初期選択にしたツリーのグラフィカルインターフェースを開きます。
初期選択を受け入れると、コマンドは"/obj/geo1 /obj/subnet1/geo1"
をプリントします。
/obj
または/obj/subnet1
はコマンドライン上で明示的に指定していないので、ユーザがそれらを選択することはできません。
treechooser -t "Pick Some Objects" \ "/obj" \ "/obj/geo1" \ "/obj/geo2" \ "/obj/subnet1" \ "/obj/subnet1/geo1" \ "/obj/subnet1/geo2" \ "/obj/subnet1/geo3" \
初期選択なしでツリーインターフェースを開きます。この使い方なら、ユーザは/obj
や/obj/subnet1
を選択することができます。