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viewoptenable viewport apply_to [ [+|-]option_pattern ...]
apply_to引数には、それらの設定の適用先のジオメトリを指定します。指定可能な値は以下の通りです:
all
選択と非選択の両方に適用します(H11 Scene Renderer)。
sel
選択に適用します(H11 Scene Renderer)。
unsel
非選択に適用します(H11 Scene Renderer)。
templ
テンプレートに適用します(H11 Scene Renderer)。
target
ターゲット出力に適用します(つまり、“view current”モードの時のDisplay SOP) (H11 Scene Renderer)。
or:
displayset\:scene
シーン(オブジェクト)レベルの非選択ジオメトリ。
displayset\:selectscene
シーン(オブジェクト)レベルの選択ジオメトリ。
displayset\:ghostscene
シーン(オブジェクト)レベルでなく、外部オブジェクトがゴーストの時の外部オブジェクトジオメトリ。
displayset\:display
現在モデリングしているオブジェクト内のDisplayフラグ付きのノードのジオメトリ。
displayset\:current
現在モデリングしているオブジェクト内のDisplayノードでない選択ノードのジオメトリ。
displayset\:template
現在モデリングしているオブジェクト内のTemplateフラグ付きのすべてのノードのジオメトリ。
設定なしの場合、コマンドは、指定したビューポートのアクティブディスプレイオプションの現行設定を有効にするコマンドをプリントします。
オプション ¶
+option_pattern
option_patternに一致したユーザオプションすべてを有効にします。
-optioni_pattern
option_patternに一致したユーザオプションすべてを無効にします。
コマンドからビューアとビューポートを参照する方法 ¶
ビューアは、“desk.pane.type”という書式の名前を持っています:
-
desk = ビューアペインを含むデスクの名前。
-
pane = ビューアペインの名前。
-
type = ペインの内容に応じて“world”、“particle”、“texture”。
すべてのビューアのリストを見るには、“viewls -n”を使います。ビューア関連のコマンドのほとんどでは、同時に2つ以上のビューアを指定することができ、ビューア名にワイルドカードを使用することができます。
ビューアは4つのビューポート(例えば、top、left、front、perspective)に分割することができます。ビューポートは、“desk.pane.type.viewport”という書式の名前を持っています:
-
desk = ビューアペインを含むデスクの名前。
-
pane = ビューアペインの名前。
-
type = ペインの内容に応じて“world”、“particle”、“texture”。
-
viewport = ビューアペイン内のビューポートの名前。ビューポートのディスプレイオプションエディタのビューポートの名前を変更することができます。すべてのビューポートをリストするには、“viewls -n -v”(各ビューポートが存在するビューアが何か表示するには、“viewls -v”を使用)を使用します。
ビューポート関連コマンドのほとんどでは、同時に2つ以上のビューアを指定することができ、ビューア名にワイルドカードを使用することができます。ビューアの名前を使ってビューア内のすべてのビューポートを参照することができます。例えば、"viewcamera -c cam1 Build.panetab1.world.persp1 Build.panetab1.world.top1 ..."
の代わりに"viewcamera -c cam1 Build.panetab1.world.*"
または"viewcamera -c cam1 Build.panetab1.world"
を使用することができます。
ビューポート関連コマンドのほとんどは、ビューポートだけでなくビューメモリでも動作します。ビューメモリは、"desk.pane.type:memory"
の形式を持ち、memoryは1から9の番号または名前です。最初の3つのコンポーネント(desk name、pane name、type)にはワイルドカードを使うことができます。ビューメモリすべてをリストするには、viewls -n -l
を使用してください。
viewlayout
コマンドは、ビューアペインのビューポートの数とレイアウトを設定します。
Examples ¶
viewoptenable Build.panetab1.world.persp1 displayset:scene
非選択シーンジオメトリの現行の有効オプションを表示します。
viewoptenable Build.panetab1.world.persp1 displayset:scene +vector_option
非選択シーンジオメトリの“vector_option”を有効にします。