Since | 17.0 |
int [] attribdataid(<geometry>geometry, string attribclass, string attribute_name)
アトリビュートに該当するデータIDを返します。 データIDは、高度な形式のキャッシュ化に使用することができます。 アトリビュートのデータIDが以前と同じであれば、そのアトリビュートには以前と同じデータが格納されていると推測することができます。 これによって、必要な時にのみ高速化構造を構築することができます。
配列の長さと内容は定義されておらず、そのレイアウトに関して何も考慮されていません。 その結果は、Houdiniを実行する度に変化するので、確実に同じものだけを使用してください。
標準のアトリビュートクラスだけでなく、“メタ”の追加アトリビュートクラスにも対応しています。 これは、以下の追加データIDを持っています
topology
頂点、ポイント、プリミティブの全体的な接続性。 これは、ポイントを再接続したり頂点を追加すると変化します。
primitivelist
このデータIDは、とにかくプリミティブの内容が変われば変化します。
detail
このデータIDは、ジオメトリ全体をまとめて追跡します。 このIDが変化しなかった場合は、ジオメトリに何も変更がなかったことを意味します。
<geometry>
ノード(例えばWrangle SOP)のコンテキスト内で実行する時は、この引数にジオメトリの読み込み元の入力番号(0から始まります)を意味する整数を指定することができます。
別の方法として、読み込み元のジオメトリファイル(例えば、.bgeo
)を示した文字列を指定することができます。
Houdini内で実行する時は、この引数にop:/path/to/sop
参照を指定することができます。
attribclass
detail
(またはglobal
), point
, prim
, vertex
のどれか。
primgroup
, pointgroup
, vertexgroup
を使用することで、グループから読み込むこともできます。
attribute_name
読み込むアトリビュート(またはIntrinsic)の名前。
Returns
アトリビュートのデータIDを示した整数配列。
attrib |
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