On this page |
このノードには他のVOPノードを格納します。 格納されているノードのコードが指定した条件を満たすまで、ループで繰り返し実行されます。
このノードを使用すると、同じコードのシーケンスを何度も繰り返し実行することができます。 このノードを使用する時は、最終的に条件が満たされることを必ず確認してください。 条件が満たされないと無限ループになります。このような無限ループはHoudini内で中断することができますが、レンダリングが完了しないことがあります。
For Loopノード内で修正したい値は、入力として用意しなければなりません。 いったんループが終了すると、For Loopノードの出力には入力の修正バージョンが格納されます。 For Loopノードの入力に接続した実際の値は決して修正されないため、ネットワーク内の他のノードに接続することができますが、 それらのノードからの値は、常に、For Loopノードで修正されていない値であることに注意してください。
このノードのループは、簡単なカウンターによって常に制御されます。 While Loop VOPは、簡単なカウンターを使用する場合とは対照的に、任意の条件に基づいてループを終了させることができるより柔軟な構成になっています。
接続したすべての入力は、それらの入力に接続した出力のプロパティを模倣します。 それらの入力は、接続した出力と同じヘルプラベルと名前を採用します。 同じ名前の複数の出力を接続した場合、それぞれが固有になるように入力の名前が自動的に増分されます。
出力のリストは、このノードに格納されているSubnet Outputノードに接続した入力に依存します。 各出力のデータタイプと名前は、Subnet Outputノードのそれに該当する入力に一致します。
Tip
サブ入力の_i
の値(Main Preferencesの Show Full Input and Output Names on VOP Nodes が有効な時のInitial Value
)を使用すれば、ループ反復変数にアクセスすることができます。
パラメータ ¶
Signature
浮動小数点または整数のタイプのカウンターを使うかどうかを指定します。
Test
ループを抜けるタイミングを決定するためにInitial ValueとEnd Value間で使用する比較のタイプを設定します。
Integer/Float Initial Value
カウンターに設定する初期値です。
Integer/Float End Value
カウンターをこの値と比較した場合にループが終了し、 Test パラメータで設定した基準に一致します。
Integer/Float Step Size
各ループの後、カウンター値はStep Valueにより増加します。この数字をマイナスにしてカウンター値を減少させることができますが、 Test パラメータを必ず適切に設定してください。
入力 ¶
Next Input
入力は64個まで接続することができます。
Examples ¶
このサンプルでは、カーブセグメントに回転を加える方法を説明しています。 For Loop Vex Nodeを使ってセグメントを計算して、ポイント番号に応じて回転と位置を適用しています。
See also |