Since | 16.5 |
Time Blend SOPは、現行フレームの前後の直近の整数フレームの両方で入力をクックします。 そして、その前後の整数フレームにおける結果の値をフレーム内の小数点位置に基づいてブレンドします。
オプションで、開始フレームの前または終了フレームの後に、最初のジオメトリまたは最後のジオメトリを維持するのかどうかを指定することができます。
Time Blend SOPを使用することで、整数フレームステップ上にしか存在しないネットワークを、適切な中間結果を持ったネットワークに変更することができます。
これは、フレームが変わってもジオメトリのトポロジーが同じままである場合にのみ動作します。
そして、マルチセグメントのモーションブラーのような効果が中間値を正しく推測できるようになります。
使用例を1つ挙げると、foo$F.bgeo
を読み込むようなFile SOPを、時間軸の観点で滑らかに定義されたFile SOPに変換することができます。
パラメータ ¶
Hold First Frame
最初のフレームをクランプ(制限)するかどうか決めます。 オンにすると、この値より前のフレーム評価が、このフレームで評価されます。
Hold Last Frame
最後のフレームをクランプ(制限)するかどうか決めます。 オンにすると、この値より後のフレーム評価が、このフレームで評価されます。
Attributes
このパターンに合致した浮動小数点アトリビュートがブレンドされます。
Point ID Attribute
この整数または文字列のアトリビュートが存在すれば、そのアトリビュート値に相当するポイントが別のブレンド入力内で検索されます。
例えば、id
アトリビュートを使うと、たとえパーティクルが削除されていても、パーティクルシステムは、そのアトリビュート値に相当するポイントを検索することができます。
このアトリビュートが存在しない、または、空っぽの場合、そのポイント照会にはポイント番号が使用されます。
Primitive ID Attribute
この整数または文字列のアトリビュートが存在すれば、そのアトリビュート値に相当するプリミティブが別のブレンド入力内で検索されます。
例えば、name
アトリビュートを使うと、たとえボリュームを並べ替えても、流体システムは、そのアトリビュート値に相当するボリュームを検索することができます。
このアトリビュートが存在しない、または、空っぽの場合、そのプリミティブの照会にはプリミティブ番号が使用されます。
Voxel Blend
By Grid Index を選択すると、それに合致したボリュームがそのデータをブレンドします。 これは、空間的な位置でブレンドするのではなくて、絶対ボクセルインデックスでブレンドします。
Smoothly Interpolate Normals, Quaternions, and Transforms
有効にすると、球状の線形補間を使用して、プリミティブのトランスフォームだけでなく、法線、クォータニオン、トランスフォームとしてマークされたアトリビュートもブレンドします。 無効にすると、それらのタイプのアトリビュートは線形でブレンドされます。
Use Velocity When Interpolating Position
有効にすると、v
(velocity) Pointアトリビュートを使ってP
(position)アトリビュートが3次元的に補間され、P
を使ってv
アトリビュートが4次元的に補間されます。
v
の寄与度を制御するには、 Time Step パラメータを設定する必要があります。
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